「バッキンガム宮殿のVIP」  スーザン・イーリア・マクニール

元はチャーチル首相のタイピストで
現在はSOE(特別作戦執行部)のスパイである
マギーホープの活躍が活躍するシリーズ6作目。

今回は 刑事と一緒に殺人事件の捜査をする。
被害者は全て SOEの訓練を受けた女性。
戦時下のロンドンでの凶悪事件なので
かなり暗い。でも その忙しい主人公には 恋愛も生まれている。
異姉妹の救出という出来事も同時進行していて
楽しい場面は少ない。




「ファーストレディの秘密のゲスト」  スーザン・イーリア・マクニール

このシリーズ5作目。
チャーチル英国首相のタイピストだった マギーは
次々と 困難な仕事をこなしている。

今回は チャーチルと共に アメリカへ帰り
ルーズベルト大統領夫人のお手伝いをすることになった。

日本が真珠湾攻撃をした頃の話であり
もちろん敵国として描かれているので
戦い相手側からの戦時風景は 哀しいものもある。
シリアスな時代背景でもあり ストーリーも暗く重い。




「探偵さえいなければ」  東川篤也

東川篤也の作品は
深みも 驚きも 感動もないけれど
見かけると つい手に取って 読んでしまう。

この 烏賊川市の探偵・鵜飼と その大家・朱美 そして 鵜飼の助手・流平
彼らが 事件を解決していくのだが 今回の事件そのものは 結構残虐で
読みたくない 想像したくない~のだけれど。。。

この鵜飼さん
結構鋭い観察力があり 何気なく 事件の真相にせまってくるのだ。

烏賊川市 というネーミング自体も
あまりの 駄洒落嗜好なのだが やっぱり 私もこういうノリは
好きなのかもしれない(笑)






「からくさ図書館来客簿 第三集~冥官・小野篁と短夜の昔語り」  仲町六絵

平安時代に実在したらしい小野篁と 元斎宮だった 時子が
現世に出没して 私設図書館で仕事をし
「道なし」と呼ばれる幽霊(?)を 無事天道へと送り届けている。

このシリーズは 過去の出来事ではなくて
平安時代の人達が 現世にもすっかり馴染んで
昔をたくさん留めている京都の町で
暮らしているという設定が面白い。
昔の行事や 人物なども 解説されていて楽しい。
シリーズが続いているようなので しばらく読んでいきたい。

小野篁は史実でも 隠岐に一年ほど島流しになっていたようだが
その地を再び訪れ 当時に知り合った女性を 天道へと導く。

滝沢馬琴も登場してくる。
清明さんも 以前小説でファンになったので 
出番があると楽しい。






「からくさ図書館来客簿 ~冥官・小野篁(たかむら)と陽春の道なしたち~」 仲町六絵

からくさ図書館シリーズ 第二作目。

京都市にある「からくさ図書館」には
冥土と行き来する井戸があり
平安時代の 冥官・小野 篁篁 と 元斎宮だった 時子とが
スタッフとして勤めている。

安倍清明なども 登場してくる。

京都では 平安時代から続く行事も多く
それらの解説などもあり とても楽しめる。

京都に都が置かれるまでは
賀茂氏の土地であったこととか
古い歴史が 現代にも繋がっていると感じられて楽しい。

平安の頃にも鴨川に飛来していた ユリカモメが
一旦 滋賀県の方へ移り 今また 再来しているという話も
興味深かった。
今度鴨川に行ったら 観察してみよう。



01 | 2018/02 | 03
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -
プロフィール

のりりん

Author:のりりん

かうんたー
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク