「ホームズ連盟の事件簿」  北原尚彦

この作品は ホームズ物のパスティーシュだそうだ。

このタイプの作品は たくさん書かれているので
現在の私は ホントのホームズの登場する作品か
作者の没後に書かれた パスティーシュなのか
すでに 見分けがつかなくなってしまっている。

ホームズが 実は亡くなっていなくて
生きていた!というのは 後日譚だったのか?
いや どうやら それはコナン・ドイルの作品だったようだ。

その ホームズの最後の事件となった舞台の
ライヘンバッハの滝は スイスにあるようで
なんと! 昨年夫婦でスイスへ旅した折に
一足先にスイスを訪れた地にあった~
というのを 昨日夫から聞いた。
(私がスイスのライヘンバッハの滝について尋ねたので)
でも 結局滝までは 行けなかったそうだ。
でも 夫は 小説を全く読まないので
ホームズというのは 作家の名前だと思っていた そうな(笑)

さて 前置きが長くなったけれど
この作品は 面白かったのか?と言うと
さあ どうなんだろう?

この作品では
ホームズは主人公ではなく
これまでの作品に登場した まわりの人達を中心に
描かれていて そういう面では 新鮮であった。

ワトソン博士 
ハドソン夫人(ホームズとワトソンが暮らしていた家の大家)
レストレード警部
パスカヴィル
ウィギンズ少年(ベイカー・ストリート・イレギュラーズのメンバー)
アイリーン・アドラー(女優)
  彼女については 全く記憶がないので 「ボヘミアの醜聞」と言う作品を
  読んでみたいと思う。

ホームズ物は 子供~少女時代に読んだので
内容は あまり覚えてないのだった。
私は当時は ホームズより アルセーヌ・ルパンのファンだったので(笑)








「昭和探偵1」  風野真知雄

彼の作品では 「妻はくの一」シリーズが好きだったが
最近は あまり読んでなかったので 久しぶりの再会だった。

表紙イラストが ちょっと隠したくなるほどの
くどい色彩で 女性のビキニ姿だったので
あまり期待しないで読んだが~
とても とても楽しかった。
表紙の絵は アグネス・ラムだったようだ。

私より 一回りほど下の世代の昭和風景が
登場してくるが もちろん自分がその渦中にはいなくても
覚えていることばかりだ。

元パイロットで 今は探偵~という 熱木が主人公で
よくある探偵のイメージ 薄暗い アウトローな感じではない。
可愛い娘もいるし 学歴も職歴も申し分なしの 元エリートである。
ただ 雀荘に出入りしているのだけが 昭和っぽいかも。

シリーズ物のようなので これからが楽しみ。。。









 

「デトロイト美術感の奇跡」  原田マハ

財政難に陥ったデトロイト市が
デトロイト美術館の貴重な作品を売却する~という危機に際して
スタッフの思いつきから 多額の寄付金を集めることができ
無事 美術館は存続されている。

これは おそらく事実に即したストーリーなのだろう。

メインとなる作品は セザンヌが自分の妻を描いた作品である。

アメリカには大富豪が大勢いて
芸術を愛し 支援する人も多いという。

この物語では
そういった大富豪の力だけではなく
つつましく暮らしている庶民の力も合わさって
この奇跡をなしえたと伝えていて
私にとっても とても心に残る作品となった。

ネットで このセザンヌの作品の画像を見て
私にとっては そんなに魅力的には思えないのだが
この美術館で 実物を眺めたら
さて どんな思いにとらわれるのだろう?
そんな機会は まあ ないと思われるが(笑)













「図書館は、いつも静かに騒がしい」  端島 凜

就職活動がうまく行かず
とりあえず 図書館でバイトすることになった 菅原麻衣の物語。

静かで楽な職場だと思っていたら
とんでもない。
様々なトラブルがやってきて
新米スタッフは てんてこまい。

それでも やる気のある職場の仲間達に影響され
次第に 図書館の魅力に引き込まれていく。

私も 本が大好き。図書館にもしょっちゅうお世話になっているので
学生時代に司書の資格を取っておけばよかったなあ~と
思うこともあったけれど ただじっと受付に座っているだけでなく
本の整理や 運搬作業 あれこれの相談にも答えないと
たまには苦情の処理も~と かなり大変そうだなあと
気づくようになった。

そんな私にも 興味ある内容で 楽しめた。















「ワルツを踊ろう」  中山七里

中山七里の作品は
私には耐え難い展開のもあるので
できるだけ避けるようにしているのだが~
このタイトルなら 大丈夫かな~と思って読み始めた。

冒頭から
ヨハンシュトラウスの ウインナーワルツの美しいメロディが
流れていくる。 東京で職を失い 故郷の過疎の町に戻った
30代後半の青年の物語。

たった6-7件の所帯しかない狭い町だが
元住んでいた場所でもあり 了衛は なんとか皆になじもうと
色々努力するが 全て 結果は×となり
金銭的にも 精神的にも追い詰められた彼は。。。。

ここからは あまりに残虐すぎて
まともに読めなかった。
ざっくり なんとか最後まで読んだら とても疲れてしまった。
読まなければよかった~と久しぶりに思った本であった。




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