「ジェームズ・ボンドは来ない」  松岡圭祐

我々以上の世代は
「ジェームズ・ボンド」「007」には 異常に反応する世代なのではないかと思う。
私が子供の頃は両親がこの映画を見に行っていたし
私も ほとんどの作品はテレビで見て
ショーン・コネリーのボンドのファンである。

松岡圭祐の作品も大好きで
これもほとんど読んできているが
さて どんな作品なのだろう?
ミステリー サスペンス?

でも・・・
違いました。
たいていは 「この物語はノンフィクションです」というようなことが書かれてあるものだが
この作品には「この小説は実話に基づいています」と 書かれてある。

瀬戸内海の島「直島」は
今ではアートの島 安藤忠雄の建物 草間弥生の作品で有名になったが
私にとっては これは突然有名になったとしか思えない島であった。
この作品を読んで その謎が 少し解けたような気がした。

ベネッセが 美術館を建てるまでは
コンビにも何もない 地味な島だったようだ。
そこにある日 007シリーズの映画の舞台になる~という
夢のような話が浮かび上がり
地元民は 手弁当で展示館を作ったり
ボンドガールコンテストを開催したりする。
その模様が 一人の女の子が生まれる直前からスタートして描かれる。
やがて少女となり 高校生の遥香は この誘致運動に参加するようになり…
彼女の青春の日々と重なって描かれていく。

どこまでが現実か 創作なのか
私には判断できないが 007映画誘致の動きはたしかにあったのだろう。

これまで 現代アートの島 直島には
あまり魅力を感じず 訪れることもなかったが
さて これからは どうだろう?
少しは興味がわいてきたかもしれない。

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