「バイバイ、ブラックバード」  伊坂幸太郎

彼の作品は 以前いくつか読んだことがあるが
やはり若い作家さんなので ちょっと付いていけない部分もあり
最近は 遠ざかっていたが…
物語は 唐突に始まり 一番肝心の設定がぼかされたまま終わってしまうが
なぜか 惹き付けられて最後まで読んでしまった。

主人公・星野一彦は誠実なようで 実は大勢の女性との交際を
何年も同時進行し続けていた。
そこに現れた巨漢の女性 繭美は誰かの指令を受けて
彼を強制的にバスでどこかに連れていこうとするが
その前に 付き合っていた女性たちとちゃんとお別れがしたい~という願いだけは
聞き入れてもらえて 5人の女性のもとを 繭美と共に訪れていく。

イチゴ狩りで出会った女性
スーパーの駐車場で出会った子連れ女性
深夜の路上で出会った女性
耳鼻科で出会った女性
スタジオ見学で出会った女優さん

とまあ 各種取り揃えたという感じだが
こんなに5股もかけていた男性なのに
なぜか 憎めないのは…
その恋愛が同時進行している情景が 全く描かれてなくて
謎の不幸へと向かい 彼女達と別れる場面ばかりだからかもしれない。

コミックのような展開なので
この先 彼がどうなるのかは 全く読めない~
奇妙だけれど 面白い作品だ。






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