「殺人倶楽部へようこそ」  マーシー・ウォルシュ/ マイクル・マローン

アメリカ・ニュージャージー州グロリアを舞台に
高校時代に「殺人倶楽部」という物騒な名前のクラブに入っていた仲間たちが
次々と 亡くなっていく…
事故か他殺か?
そして 犯人は 元クラブのメンバーなのか?
当時 それぞれが架空の殺人事件を書いて 記録に残していたが
その通りのやり方で 死んでいく…

メンバーの一人である ジェイミーは 独身で グロリア市警の刑事だが
彼女が 語り手となって ストーリーは展開していく。

上司である恋人と 高校時代の憧れの君との間で
揺れ動く 女心も さらりと描いている。



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「最終法廷 下」  マイケル・マローン

長篇の「最終法廷」上下巻を ようやく読み終えた。

ノースカロライナのヒルストン警察の署長である
カディーマンガムの語りで綴られていく。
前作「無慈悲な季節」のその後なので
やはり「無慈悲な季節」を先に呼んだほうが
すんなりの カディー世界に入っていけると思う。

殺人事件の被告として 死刑執行の直前
死刑が延期となり
再審がなされることになる。
事件の解明と共に 裁判での模様が 細かく描写されていく。
カディーの長年の知り合いである弁護士・アイザック・ローズソンの
キャラクターも念入りに描かれていて 興味深い。
事件ももちろんだが カディーの人間的魅力 周りの人との関係
黒人と白人の関係
そして 恋愛も含めて 中身の濃い 読み応え充分の作品だった。

まだ 次の作品が翻訳されてないので 待ち遠しい。

「最終法廷 上」 マイケル・マローン

アメリカのノースカロライナを舞台にした刑事モノで
先日読んだ「無慈悲な季節」とと同じ設定で 
「無慈悲な季節」」では ジャスティン・サヴィルという刑事が語り手であり主人公であったが、
今回の作品では その同僚であったカディーマンガムが 警察署長となって 主人公・語り手となっている。

この作品はハードカバー上下で 2段組なので 早読みの私でさえ かなり時間を要した。
物語の展開はゆっくりなので ついていけるのだが 登場人物が多く 
名前が複雑で覚えにくく 時間が掛かってしまうのだ。
主人公の高校時代の恋は未消化のまま断ち切られたのだが 
その相手と再会して~というロマンス部分も平行して描かれていくので 楽しい。
事件はなかなか解決せず 次々と新しい犯罪も起きてきて 
さて 下巻では 一体どうなっていくのやら…

「無慈悲な季節」 マイケル・マローン

翻訳の講座の課題に
マイケル・マローンの作品が使われていたので
同じ主人公の過去を知りたくて 読んでみたら~
とても面白かった。
でも かなりの長篇(ハードカバー334頁 2段組み
だし じっくり読みたかったので 私にしては
結構時間をかけたため 課題の期限までに 間に合わなかった(笑)

アメリカのノース・カロライナを舞台にした刑事モノなのだが
人情や風景などが 丁寧に織り込まれていて 
事件の真相を探る楽しみ意外にも 主人公や副主人公(後の作品では主人公となる)の
キャラクターと 二人の関係 言葉のやり取りも面白く
ストーリーも ゆっくり展開していくので
このシリーズや作者のファンになってしまった。

さて
主人公は 良家の出で地元の有力者一族でもある
ジャスティン・サヴィル警部補である。
彼の同僚は カディー・マンガム 
ジャスティンとは違って 父親は労働者階級だったが
この二人は とても気が合う。
二人の恋愛も さらりと描かれていく。

上院議員の妻が自宅で殺害され 銀器と高価なコインのコレクションが
盗まれるが これは単なる強盗殺人事件ではなさそうで…

作者は1942年生まれ
この作品は1983年に発表されている。

なお 原題の [Uncivil Seasons]とは
シェークスピアの「真夏の夜の夢」の中で 妖精の女王ティタニアが述べる台詞だそうだ。
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