「恋愛王国オデパン」  藤本ひとみ

リッチな奥様 「真織」を中心に 華やかでゴージャスで
無駄なぜいたくをしている世界が描かれている。

私とは無縁で 日頃敬遠しているブランド物のオンパレード
どうも相性が悪いな~と思いながらも 最後まで読んでしまった(笑)

「オデパン」とは真織の父親が代表を務める企業グループの役員の師弟が
集まって作った友好グループだそうである。
世の中には こういう世界が実際に存在しているのかもしれないが
私には縁遠い世界なので どうも現実味が感じられない。

これが 執事が登場する昔のお嬢様~という設定なら
他の小説で 結構慣れているように思うのだけれど… 

きっと この作品は ブランドを愛する 派手でリッチな暮らしに憧れる
まだ 将来を夢見る若い女性向けなのだろう。










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「マリー・アントワネットの遺言」    藤本ひとみ

フランス革命については
ほとんど知らなかったが 数年前に映画「マリー・アントワネット」を見て
その後に藤本ひとみの「マリーアントワネットの生涯」と言う本も読んだので
学校で習ったより 少しだけは理解できたとは思っている。

さて この作品では
革命後 オーストリアや各国を転々と生き延びた ルイ16世とマリー・アントワネットの娘である
「マリーテレーズ」が登場する。
そして マリー・アントワネットの裁判の時の弁護士であった「クードレー」が残した回想録を
その弁護士の娘である「カロリーヌ」が ある人物の元へ持ち込んだ。
ある人物とは 裁判の時 嘘の証言をした「ルナール」という境界助任司祭である。

その回想録には 重大な秘密が書かれているらしい。
ルナールは カロリーヌと共に マリー・テレーズに謁見し ラテン語で書かれた文章を
朗読していく…

なかなか興味深い内容であったのだが なぜか読むスピードが遅くなってしまった。
回想録の内容については 予想通りだったので ハラハラドキドキ部分が少なかったせいかもしれない。

フランス革命後 ブルボン王朝は途絶えたのだと 以前は思っていたが
ナポレオン失脚後に 王政復古して マリーテレーズも 母国に戻り 権力者となったらしい。
この小説は フィクションではあるけれど こういう事実は曲げてないと思われる。

ルイ16世の壮絶な最後を思うとき それに比べて 日本での大政奉還は 本当に
静かに血を流さず 行われたものだと思う。

ずっと昔は たぶん王様は いばって したい放題で当たり前だったと思うのだが
時代が移り変わるにつれて そうではなくなってきたのだろう。











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