「小説 イエスの復活」   エリック=エマニュエル・シュミット

クリスチャンでない私にも かなり すごく 魅力的な内容で
楽しく読むことができた。
いや クリスチャンではないからこそ 楽しめたのかもしれない。

(プロローグ)では
「逮捕された日の晩に死刑を宣告された男の告白」というサブタイトルがついていて
イェシュア(イエス)の想いが綴られている。

ここでのイエスは 父親の職業である大工を継いではみたものの
どうも不器用なようで まだ自分が特別な存在だとは認識していなかったようだ。
一応恋人もいたようだし・・・
それが 浸礼者ヨハナン(ヨハネ)と出会ってから 神の子として目覚めていく…

(ピラトによる福音書)

ピラトとは イエスの刑の執行にゴーサインを出した ユダヤのローマ総督で
遠い昔にキリスト教の日曜学校に通っていた私が 今でも覚えている
悪者(キリスト教からみて)である。

ここでは その憎きピラトが とても人間的に描かれていて
彼が弟宛てに出した手紙の形式で
イエスの復活を疑いながらも 真相を求めていく様子が
私には とても興味深かった。
彼の最愛の妻が イエスの大の信者であり
彼女の言うことは信じざるを得ないという
ジレンマに陥る様子も楽しい。

イエスの復活 数々の奇跡は
真実であったのかどうかは 永遠の謎だろうが
2000年以上も 世界中で多くの人に信じられ
政治 文化にも 多大な影響を与えるキリスト教の
ルーツであるのは 本当にすごいことだなと思う。




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