「縄文の家殺人事件 歴史探偵・月村弘平の事件簿」  風野真知雄

風野真知雄の作品では
「妻はくの一」シリーズが好きだ。
優しくわかりやすい文体は
現代物でも共通していて 楽しく読める。

「縄文」というキーワードにも魅力を感じる。
事件自体は たいしたことはないが
楽しめたので 次の作品も読んでみたい。


主人公である 月村弘平は歴史研究家で
恋人が刑事なので 色々相談を受けて
捜査の手助けもしている。

縄文人と 弥生人
彼らの間に争いはあったのか?
本当に縄文人顔というものが 判別できるのか?
これらの謎は 永遠に解けないかもしれない。

 
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「喧嘩旗本 勝小吉事件帖」  風野真知雄

先日読んだ 「喧嘩旗本 勝小吉事件帖 どうせおいらは座敷牢」の前の作品。
こちらを先に読んだ方が良かったのだけれど…

勝小吉は あの有名な 勝海舟の父親であり
赤ちゃん~幼児の海舟(この頃は 臨太郎)も登場して
大活躍している。

小吉は子供の頃から悪さばかりしていて
それは結婚しても治らず 家族に座敷牢に入れられている。

喧嘩と暴れるのが得意の小吉で 学問もないのだが
なぜか 頭のひらめきは良く カンが良いので
座敷牢に入ったままでも 巷の事件を解決していく。
ただ その目的が 正義の為などではなく
お上には訴えず その代わりに 代償を求めるとことが
どうもいじましいのだが… たいてい それは失敗しているのも楽しい。

私はこういう短期で 喧嘩ぱやい男は好きではないけれど
ぜ~ったい 夫いしようなどとは思わないけれど(笑)
ま 小説の中だし なんたって あの勝海舟の父上だし~

これからも続いていって欲しいシリーズだ。

「喧嘩旗本 勝小吉事件帖 どうせおいらは座敷牢」  風野 真知雄

好きな作家の 変わったタイトルに引かれて読み始めたが…

これは以前テレビドラマで見た 勝海舟の父親の話だった。
市川幸四郎がこの「小吉」役で 息子の麟太郎は 実の息子の市川染五郎だったと記憶している。
実際に 彼は3年間も 自宅の座敷牢で過ごしたそうだ。

この作品では
座敷牢で暮らしながらも ちゃんと子供もでき(笑)
世間の色々な事件の謎も解いていく~という
なかなか面白い人物に描かれている。


小吉は まだ片言しかしゃべれない 麟太郎の なにげない仕草から
事件解決のヒントを貰うことも多い。
前作に「喧嘩旗本 勝小吉事件帖」というのもあるようなので 読んでみたい。

「歌川国芳猫づくし」  風野真知雄

風野真知雄の作品では 「妻はくノ一」シリーズなど時代もののファンです。
現代ものも読んでいますが やはり江戸時代のが楽しいです。

さて この作品では 浮世絵師の歌川国芳が主人公です。
浮世絵には興味があるので 先日も江戸後期の作品展を見に行ったばかりです。
展覧会のポスターにもなっていた浮世絵は なんとこの国芳の作品でした。
あまり国芳という浮世絵師に注目したことがなかったのですが
これまでも結構目にしていたのかもしれません。

これは 小説ですが 実在の浮世絵師や人物が登場しているし
主人公などが 生き生きと描かれているので 楽しい話ばかりではなくて
現実っぽい話ばかりなのに とても興味深く読むことができました。

猫好きだったのは 本当のことだったのでしょうね。
彼の性格も 屈折しているようで でもとても優しくて
こういう人を主人公にした連続ドラマも楽しいかも~と思いました。

そして これからは 彼の浮世絵を見るときは
この作品に登場しているような情景を思い浮かべながら
じっくり鑑賞してみよう~と思いました。

「瘠せ神さま」 大江戸落語j百景2 風野 真知雄

10席の落語が書かれているが
これらは 実際の落語を元にしたものなのか?と
疑問に思っていたが…
ネットで彼のインタビュー記事を見つけ
これらは 彼の創作落語小説~というものらしいとわかった。

江戸時代の庶民が登場する落語は
今聴いても 楽しいものだが
この作品では 現代作家が 江戸時代の設定で
創作した話なので さらりと楽しい。

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