「僕と先生」  坂木 司

この前作を読んだことがあると思ったのだが
「先生と僕」「僕と先生」の2冊が 図書館に並んでいて…
う~んっ どっちを読んだのだろう?と
発売年月日の新しい方を借りてきたが
このブログの記録には 「僕と先生」がアップされていて~
あれえ Ψ( ̄∇ ̄)Ψ  混乱状態。
でも 私が 前回タイトルを書き間違えたのだと思うので 書き直しておきました。

僕は瀬川隼人 中学一年生。ものすごく頭の回転が速く大人びている。
先生の方は 伊藤二葉・18歳 男子学生。
でも なぜか 語り手は 僕ではなくて 先生の方なので またまた混乱気味(笑)

殺人の出てこない 日常ミステリーなので 安心して読める。
私は頭の良すぎる子供が探偵っぽいことをするのは あまり好みではないのだけれど
まあ 楽しいので読んでいるが やはり大人の方がしっかりしてほしいよねえと
つぶやいてしまう。


一話 レディバード     バレンタインチョコ売り場での事件
二話 優しい人       時代遅れの喫茶店の訳ありマスター
三話 差別と区別     エントリーシート盗難事件
四話 ないだけじゃない  野外バーベキューの牛肉串が消え 増えたものもある。
五話 秋の肖像       アパートの掲示板の謎
指先の理由         チョコ好き怪盗の指先の謎

それぞれの話は一応連続している。
どれもまあ納得できる内容だが
チョコを盗んだ女性を やや美化しているのがは納得できないなあ。

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「先生と僕」  坂木 司

僕は…
伊藤二葉 18歳 人が殺される小説は読めない。
それなのに 友人の強引な誘いで「推理小説研究会」に入らされてしまう。

でも その研究会のことは あまり描かれていなくて
僕が家庭教師をすることになった 中学生の隼人くんとのやり取りが主に描かれていく。

この隼人くんは 中学生とは思えないくらい頭が切れて
僕より 色々な常識も持ち…
リードするのは 隼人くんのようだ。

二人で というよりは 隼人くんのひらめきで
事前に犯罪を防止したりしていく。

楽しく読み進んでいったが
でも 私は こういう中学生は どうなんだろう?と
疑問に思ってしまう。
現実にも こういう頭脳明晰な少年はいるのかもしれないけれど
自分のまわりには 見かけないなあ。

坂木司の作品は 色々読んできたが
いつもかすかに感じる違和感がある。
面白くないというのでもない。
すごく気にさわる表現や ストーリーでもない。
それでもどこか ちょっと~

でも やっぱり 次も見かけたら
読んでしまうことだろう(笑)

「和菓子のアン」   坂木 司

「和菓子の餡」ではなくて 「アン」ちゃんです。

高校を卒業しても 特にやりたいこともなかった梅本さんちの杏子ちゃんは
デパ地下で バイト募集の張り紙を見つけ 和菓子やさんの店員となった。
ふっくら ほわほわした 杏子につけられたニックネームが「アンちゃん」。

個性的な店長 社員 バイト仲間に囲まれて 
とまどいながらも 知識欲旺盛な杏子は 
次第に和菓子やの売り子さんとしての生活に馴染んでいく。
その前向きな姿勢は とても好ましい。

そこでは 和菓子にからむ ちょっとした謎も登場し
皆で 解決していく…

実は
私は 和菓子が あまり好きではない。
目の前にあれば 食べるが 自分から おまんじゅうを買うことは まあない。
特に上等のおまんじゅうが苦手なのは どうしてなのだろう。
両親も姉も そして 夫も息子達も 皆 和菓子好きなのに…
こちらの方が 謎のような(笑)
でも 和菓子は 世界に誇れる 伝統的な日本のスイーツで
その芸術的価値は 認めている。

四季折々の優しく 柔らかな和菓子
それの由来や 名前の意味なども
勉強になる作品でした。






「ウインター・ホリデー」  坂木司

図書館で借りてから
パラパラッと読んでみて~
ああ これ 前読んだのだった~と思っったけど
なんとなく微妙に違うような気がしたら…
同じ設定の 「ワーキング・ホリデー」の続編のようだ。
それで 安心して読み始めた。

元暴走族 元ホストのヤマト。
そして彼は今では 宅急便ドライバー(なぜか 自転車でリヤカーを引いている)
突然現れた小学生の息子がいて
休みのときには やって来てくれる。
元彼女である 息子の母親とは和解できていない。
たまには ホストをしていた店にも遊びに行く。
宅急便仲間 ホスト仲間 小学生仲間との交流が ほんわか楽しい。




「切れない糸」  坂木 司

前回読んだ 坂木司の作品は 宅急便やさんが主人公だったが
今回は 町の 昔ながらのクリーニング屋さん。

店主であった父親が急死し
大学卒業間際の息子が 新井クリーニング店で働くようになる。
母親やアイロンがけ名人のシゲさんや 気のいいパートのオバサントリオの
手助けで なんとか 一人前になろうとしていく…

マニュアル通りのチェーン店ではなく
情もあり おせっかいもする クリーニング屋さんである。
友人の沢田と一緒に ご近所のお得意さんの 悩みを解決していったり~
のんびりムードではあるけれど たいくつせず読むことができた。

実家の母のところへも
何十年前からのクリーニング屋さんが 訪れている。
我が家が引越しする前から ずっと~
母は一人暮らしなので 今さら クリーニングに出すものも
少ないと思うのだけど…

私自身は ほとんど家で洗える素材のものしか買わないので
たまに チェーンのクリーニング屋さんに出すくらいだ。

子供の頃は
当たり前だった 八百屋さんやお米や屋さんの御用聞き
懐かしいものとなってしまった。
「御用聞き」と言う言葉も 消えていってるのだろうな~




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