「特異家出人」  笹本稜平

警察小説です。
初めて読む作家の作品です。
「特異家出人」というのも始めて聞く用語です。

「特異家出人」とは 一般家出人とは違って

本人に家出の意思がなく、何らかの外的要因により行方がわからなくなった場合や、
本人の生命に危険がある場合を対象としています。

たとえば、一人では遠くへ行けない幼児や痴ほう症などの高齢者、
または自殺の恐れがあったり、事件や事故に巻き込まれたと推測できる場合です。

このようなケースは、一刻を争う場合も多いため、警察も積極的に捜索を行ってくれます。



この作品では
ある老人の不在を その老人と仲の良かった
近所の小学生の女の子が 不審に思って 警察に通報してきたのだった。
事件性があるかどうか?は微妙なところだと思う。
現実では この作品のように 真剣に取り組んでもらえるかどうかは わからない。

主人公は 警視庁の特殊犯捜査二課の 堂園晶彦。
今回の家出人が 自分の祖父との繋がりがあるかとも思われ
複雑な思いで 事件に取り組んでいく…

ストーリー展開は 緩やかで あまり緊迫感がない割りに
長編なので やや退屈する部分も多かった。
警察内部の揉め事や どろどろした部分は あまり描かれていない。

特に面白いと思える作品ではなかったが
現実の捜査というものは こんな風に 時間がかかり
なかなか進展しないものなのかもしれない。
この作品のように 偶然 幸運にも 情報がキャッチできた~という
物語ならではの部分もあるので
もっともっと 大変なのだろう。




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