「えどさがし」   畠中 恵

「しゃばけ」シリーズ物の外伝。
妖怪が人間の姿をして普通に暮らしている話である。

「しゃばけ」は江戸時代が舞台だし
この作品でも4篇は江戸時代だが
最後の「えどさがし」では明治へと変わっている。
私は「しゃばけ」シリーズを少ししか読んでないが
それでも 知っている妖怪たちがいた。

五百年の判じ絵
太郎君、東へ
たちまちづき
親分のおかみさん
えどさがし

妖怪の話は 嫌いではないけれど
すごく楽しくて のめりこめる~というほどでもない。





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「ときぐすり」   畠中 恵

「まんまこと」「こいしり」「こいわすれ」に続く作品で
お江戸の若者たちの人情味あふれる楽しい物語です。

名主の跡取り息子・麻之助
町名主で色男の清十郎
見習い同心のヨシ吉五郎の3人は
幼馴染で 今も仲良し。
巷のもめごとや謎を 力を合わせて解決していく。

妻のお寿ずに先立たれた 麻之助も
どうやら 少し立ち直り 仕事にせいを出すようになった。

「朝を覚えず」 江戸の世でも 眠れぬ悩みはあったようで~
          その薬は 使い方次第では 重い副作用もある~のは今も昔も同じ。
          今では 薬の成分も副作用も あっという間にネットで検索できるようになったが
          昔は医者を信用するしかなかったのでしょうね。

「たからづくし」 清十郎が縁談を苦に 雲隠れ~
          女には事欠かないはずの 清十郎にも恋の悩みが…
          簡単なストーリーであるはずなのに
          なぜか 私には分かりにくかった。

「きんこんかん」 両国橋の盛り場で 3人の娘たちがそれぞれ小さな店を出した。
           おきん お紺 お寛 3人合わせて 「きんこんかん」 (^-^)/

「すこたん」 隣り合わせの店の仲たがいを裁定(もめごとを解決する)する。
        もめごとは 父親の宗右衛門と 麻之助で交代に~という 決め事が
        いつの間にかできていて…
       「すこたん」とは江戸の言葉で 行き違い 間違い 思うようにならぬこと あての外れること
       関西弁の「すかたん」と同じなのかな~?

「ともすぎ」 麻之助は 悪名高い高利貸しの丸三 とも知り合いである。
       その丸三から相談事が持ち込まれる。
       「ともすぎ」とは 江戸語で 共通 持ち持たれづ世を渡ること

「ときぐすり」 麻之助は 飼い猫を助けてもらった縁で 盗人の飯炊きをしていた若者と知り合う。
        気のよい若者のようだが 今でも盗人とつながっているのかどうか?
        「時薬」とは「じやく」と読み (お坊さんが午前中に食べてもよいもの)だそうだが
        それを この若者が「ときぐすり」と読み間違えて 「時」は薬になる~と思い違いしてしまった。
        だから これは江戸語辞典には出てないようだ。



        

ときぐすり

「こいわすれ」  畠中 恵

「まんまこと」「こいしり」に続く作品で
お江戸の若者たちの物語です。

名主の跡取り息子・麻之助
町名主で色男の清十郎
見習い同心のヨシ吉五郎の3人は
幼馴染で 今も仲良し。
巷のもめごとや謎を 力を合わせて解決していく。

河童が出没?
番付騒動など
現代では 登場しない問題ごとが出てくるが
その根っこにあるものは 今も昔も変わらないのかもしれない。
そして 今はもっと複雑になっていっているのかも…

のんびり ゆたゆた流れていっていると思った話が
意外な方向に進んで行きそうで・・・
陰りの見えてきた展開に これからどうなるのか気になるところだ。

「こいしり」  畠中 恵

「まんまこと」の続編

お江戸の若者が主人公。

名主の高橋家の長男・麻之助は かつでは生真面目で勤勉な若者だったが
6年前あることをきっかけに すっかりお気楽街道を突っ走っている。
同じく名主の息子・清十郎や 同心見習いの吉五郎などと
町内の探索やもめごとの解決に役立っている。

さて この麻之助が どうやら結婚するらしい…
相手は 前作にも登場した女性。
でも ここでも またすんなりとは事が運ばないようで…

前作の方が楽しかったような気もするが
まだこれからも どんどん続いていってほしい 明るく ゆるい 時代小説です。

「まんまこと」  畠中 恵

お江戸の青春物語~

名主の一人息子麻之助は評判の良い若者だったが
16歳を境になぜか突然“お気楽な”若者に化けてしまったらしい。
この物語には その“お気楽な”部分しか登場してこない。

麻之助は
同じく町名主の息子・清十郎と 同心の養子となった吉五郎たちと
ずっと仲の良い友達で 色々な事件や揉め事も三人の力を合わせて
乗り越えていく…

とっても楽しい作品だった
続編もあるようなので 早速読もう~
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