「からくさ図書館来客簿 第六集~冥官・小野篁と雪解けの歌」  仲町六絵

冥官・小野篁が館長を務める京都の「からくさ図書館」を舞台に
あの世とこの世を行き来する人達が描かれている。
楽しく読んできたこのシリーズもとうとう これで完結したようだ。

平安時代から続いている京都の行事などが詳しく描かれていて
この作品を読んでいると 1200年という月日は
そんなに長くはないのではないか~などという妄想を抱いてしまった。

平安の昔からやってきた彼らの目にも
変らない風情 風景が多少なりとも残されているのは
うれしいことだと思う。


平安の装束でも 江戸時代の姿で歩いていても
納得できそうな街を これからも残していってほしいものだ。


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「からくさ図書館来客簿~冥官・小野篁と剣鳴る秋~」  仲町六絵

冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」では
同じ平安時代の時子も勤めている。
彼らの役目は この世に未練があり 天道へ行きそびれている人(霊)を
無事 送り届けることである。

今回は 秋の京都を舞台に
はるか昔の剣にまつわるストーリーが展開していく。

マンネリになりそうで ならないような~
平安時代や 京都の知識が色々学べて楽しい。



「からくさ図書館来客簿 第四集 冥官・小野 篁と夏のからくり」  仲町六絵

平安時代の小野 篁と 斎宮だった時子は
現代の京都で私設図書館をやっている。

彼らは 彷徨っている「道梨」と呼ばれる霊を 無事天道へと
送り届ける役目を担っている。

今も平安時代の行事を頑なに守り続けている京都の町を舞台に
現代にすんなり同調して 暮らしている彼らの言動は楽しい。

太田道灌や 額田王 そして 安倍清明までも登場してくる。
古からの行事のいわれなども勉強できて楽しい。



「からくさ図書館来客簿 第三集~冥官・小野篁と短夜の昔語り」  仲町六絵

平安時代に実在したらしい小野篁と 元斎宮だった 時子が
現世に出没して 私設図書館で仕事をし
「道なし」と呼ばれる幽霊(?)を 無事天道へと送り届けている。

このシリーズは 過去の出来事ではなくて
平安時代の人達が 現世にもすっかり馴染んで
昔をたくさん留めている京都の町で
暮らしているという設定が面白い。
昔の行事や 人物なども 解説されていて楽しい。
シリーズが続いているようなので しばらく読んでいきたい。

小野篁は史実でも 隠岐に一年ほど島流しになっていたようだが
その地を再び訪れ 当時に知り合った女性を 天道へと導く。

滝沢馬琴も登場してくる。
清明さんも 以前小説でファンになったので 
出番があると楽しい。






「からくさ図書館来客簿 ~冥官・小野篁(たかむら)と陽春の道なしたち~」 仲町六絵

からくさ図書館シリーズ 第二作目。

京都市にある「からくさ図書館」には
冥土と行き来する井戸があり
平安時代の 冥官・小野 篁篁 と 元斎宮だった 時子とが
スタッフとして勤めている。

安倍清明なども 登場してくる。

京都では 平安時代から続く行事も多く
それらの解説などもあり とても楽しめる。

京都に都が置かれるまでは
賀茂氏の土地であったこととか
古い歴史が 現代にも繋がっていると感じられて楽しい。

平安の頃にも鴨川に飛来していた ユリカモメが
一旦 滋賀県の方へ移り 今また 再来しているという話も
興味深かった。
今度鴨川に行ったら 観察してみよう。



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