「火災調査官」 FIRE INVESTIGATOR  福田和代

タイトル通りの仕事が登場してくるが
主人公である 東孝司(東京消防庁消防本部予防部調査課の火災調査官)
は 連続放火事件の放火犯を突き止めていくという刑事のような役割をしていく。

私が 以前住んでいたマンションの隣には消防車が常駐していたし(分署?)
今もたまに通る道に 大きな消防署があり 消防車を見慣れているので
自分がお世話にはなりたくないが 消防署員の仕事ぶりなどには興味があったので
楽しめる部分も多かった。

事件そのものの結末は まあ こんなものかなあという感じだった。










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「ユダの柩」  福田和代

タイトルに「ユダ」となっているので
キリスト教関連の話かと思ったが
そうではなかった。

アフリカのマムリア(架空の国らしい)の
内紛と日本の商社マン:唐木が水道のプロジェクトを成功させようと
頑張っている姿を描いている。
そして
その国から日本へ入国した人達の追跡をしている
公安の友利という二つの視点から描いていく。

遠いアフリカの見知らぬ国 それも架空の国のことなので
どうも現実味に乏しく 緊張感も伝わりにくかった。

タイトルの意味が わからないまま読み終えた。







「警視庁公安第五課 ゼロデイ」 福田和代

「公安」とは 小説の中では いつも普通の警察と敵対している~
そんなイメージしかないが テロや海外からの侵略に対して
国の安全を担っているのだろう。。。

ここに登場するテロ組織は
「クーガ」と呼ばれるバイク暴走族集団らしい。
それに対する公安は私の持つ「公安」のイメージではなくて
普通の警察官の寒川と エリート若手の丹野である。

冒頭では
警視庁の犯罪管理システムが
サーバー攻撃を受け 火災も起こり 大パニックとなる。
だが これに関する警察側の対応は 一切書かれてなくて
物語の焦点は この事件を起こした張本人である・マギと呼ばれる男である。
彼の狙いは 15年前の科学者殺害事件の犯人たちへの復讐のようだ。
犯人たちは5人で 今では皆企業のオーナーなど裕福な暮らしぶりである。
さらに 事件には関わりがないが 彼らをガードする側に「ブラックフォーク」という
有能な警備組織も登場してくる。

だんだん 内容にまとまりが無くなってくるし
若手刑事の不審な言動の原因もわからず(私が読み飛ばしたのだろうか?)
かなり不消化な部分が残ってしまった。
今注目している作家さんだけに 少々残念。






「天空の救命室 航空自衛隊航空機動衛星隊」   福田和代

これまで自衛隊の物語は読んだことがあるが
この作品では 航空自衛隊の内村という医師が主人公で
患者を航空機で移動する様子が描かれている。
機内とはいえども かなりハイテクな機能が充実しているようだ。
ここでは 患者の抱える家族関係などのトラブルも浮き彫りにされていく。
前半はかなりシリアスな内容で 興味深く読んでいったが
後半では プライベートな部分が多く 和気藹々としたストーリーに
転換していったように感じた。






「碧空のカノン 航空自衛隊 航空中央音楽隊ノート」   福田和代

自衛隊の中に音楽隊があるというのは
以前から知っていたし 音大を卒業して自衛隊の音楽隊で活動されている女性と
お話したことがあったので 興味深く読めた。

その時も 驚いたのだけれど
音大で楽器を演奏するというイメージは
自衛隊というハードなイメージと相反するものだと
思っていたので 普通の自衛官同様に訓練を受けるというのが
信じられなかったのだった。



主人公は 鳴瀬佳音(かのん)
高校時代から アルトサックスを吹いている。
さっぱりした性格で とても好感が持てる。
他の登場人物も皆いいかんじ。
さわやかな読み物だ。

ギルガメッシュ交響曲
ある愛のうた
文明開化の鐘
インビジブル・メッセージ
遠き山に日は落ちて
ラッパ吹きの休日

いくつか 知らない曲があるのが ちょっと残念だった。
ユーチューブで 聴いてみよう。。。




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