「若竹七海」  錆びた滑車

車内で読む本を図書館で借りるつもりで出かけたら
あら~ 図書館はお休みの日だったので
書店で購入することにした。

私の好きなキャラクターである 葉村晶のシリーズ最新刊があったので
迷わず購入。

長年続いている タフな女探偵シリーズである。
彼女も すでに40代半ばになったようだ。

刑事とも 相手の腹を探りあいながらも
やや友好な関係が垣間見える。

事件自体は 悲惨だが
被害者とのつかの間の心のふれあいなど
読み応えがあった。

今回も ドタバタ 大怪我 小怪我し放題の主人公であった。






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「柳屋商店開店中」 柳広司

2016年8月出版された 作者の25冊目の本で
長編小説ではなく エッセイ及び短編で構成されている。

これまで読んだ柳さんの作品は歴史上の人物を登場させて
ミステリー仕立てにしたものが多く 楽しめた。
この作品は どれも短いが 「柳屋商店」というタイトルに
ぴったりする内容だった。


「ロマンス」 柳 広司

昭和の初期。
まだ華族制度が生きていた時代の
二人の若者の物語。

麻倉清彬は 祖母がロシア人であった為
両親と共に海外暮らしをしていたが
自動車事故で両親を同時に失い
大伯父に引き取られる。
大伯父である周防高輝は天皇とも親しくしている政府の要人である。

清彬は
学生時代からの友人・多岐川嘉人(伯爵家の長男)の妹万里子に
恋心を抱いている。

タイトルにある「ロマンス」はたしかに存在するが
清彬は激動の昭和初期の政治・天皇・華族の廃止問題など
重大な案件に振り回される。

登場人物は少ないが
スケールの大きい作品である。
一気に読むことができた。













「御子柴くんと遠距離バディ」  若竹七海

御子柴くんが登場する作品としては 3作目。
御子柴くんは 長野県警から警視庁へ出張中である。
相棒の竹花刑事とは なかなか相性が良いらしい。
でも 御子柴くんは大怪我をした後 諸事情により
長野県の千曲川警察署勤務となる。
のんびりした土地なので 何も事件など起こりそうにないが
とは言うもの やはり小説なので~
予想以上にたくさんの事件が絡み合い
偶然のオンパレードで 読んでいる私は 少々疲れ気味。

キャラクターは好きなんだけれどねえ。。。











「静かな炎天」   若竹七海

私の大好きな探偵さん・葉村 晶のシリーズ最新刊。
彼女は頭が切れるしタフだが これまで悪運に恵まれ 
様々なひどい体験をしてきている。

今回は 古書店で働きながら 探偵業も続けている。
こちらの見入りはかなり良いようだ。危険はあるけれど。

青い影            七月
静かな炎天         八月
熱海ブライトン・ロック   九月
副島さんは言っている   十月
血の凶作           十一月
聖夜プラス1         十二月

彼女の作品は 読みやすいが さらさらと読み過ごしていると
大事なことを見逃していたりする。ああ そういえば あのとき ああだったなあ~
などと振り返る必要があり そこが魅力の一つなのだと思う。

彼女も40代になり 四十肩で苦しんでいる。
いつまでも タフでキレの良い 晶でいてほしいものだ。





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