「警視庁FCⅡ カットバック」  今野敏

今野敏は好きな作家さんだが
私に合わないジャンルもある。

ヤクザ・暴力系 とか STシリーズなど。
この作品も 私に合わない系かもしれない。

安積シリーズの安積
隠蔽シリーズの竜崎
強行犯係シリーズの樋口 
彼らのような真摯な刑事像ではなくて
え~ ホントに彼らは刑事なの?という
ゆるい仕事ぶりに思えた。

FC とは フィルム コミッションの略語で
映画などの撮影時に臨時に結成される部署で
撮影の警備などを担当するようだ。

大森署の美人署長とか
FCの男女がらみの話とか
映画に出演する美人女優などに
でれでれしている刑事たち~( ̄▽ ̄)V

わたしは 
やはり 真面目な刑事物が好き。




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「東京湾臨海署安積班 道標」  今野敏

このシリーズは ずっと楽しく読んできたが
今回は 安積の警察学校時代のことや 警察官になりたての時代など
彼の過去の仕事ぶりが描かれている。

これまでの作品は ほとんど読んできたつもりだが
それでも 新たに知った部分も多く
とても楽しめた。

紅一点の女性刑事・水野の存在は
他のメンバーの陰に隠れていて あまり目立っていない。

湾岸エリアの変貌と共に
この安積班も変化していく様子も楽しい。







「サーベル警視庁」  今野敏

今野敏 初の明治警察モノ。

明治38年夏
日露戦争真っ最中
連続して殺人事件が起きる。

岡崎という巡査(警視庁・第一部第一課)の視点から事件が描かれていくが
メインキャラクターは 鳥居忠重警視。
旗本の家柄で伝法な六方言葉を話す。

警視の部下とのやり取りなどは
今野敏が描く現代の警察モノと同様の流れと通じる物がある。
ゆるい感じだが 楽しく読める。
ただ明治時代 戦争の最中なので
軍隊の勢力が強く 今の我々には 少々理解しがたい部分もある。
これからシリーズになっていくと思うので 楽しみにしている。








「隠蔽捜査7 棲月」 今野敏

隠蔽捜査シリーズ7

竜崎伸也 東大卒のキャリアで 警察庁総務課長として
第一線で働いていたのだが わけあって 今は大森署の署長をしている。

今回の事件は ハッカーと 問題少年の殺人事件。
どうやら双方は繋がっているような?

部下を信頼し 上にはへつらわず
わが道を行く 竜崎も キャリアでありながら
左遷され 所轄の署長をしている間に
丸くなってきたようだ。
でも 今度は別の部署へと栄転する予定。
このシリーズ まだまだ続いてほしいものだ。




「寮生ー1971年、函館。」  今野敏

警察シリーズが多い作者の
珍しい青春ミステリー。

函館で 憧れの寮生活を始めた高校生が主人公。
寮内で起きた 屋上からの飛び降り死事件。
前回のは自殺と断定されたが 今回のは?
真相を突き止めようとする 一年生達。

あまり緊迫感は感じられない。
作者が描きたかったのは 事件そのものより 
寮生活のことかもしれない。

函館の風景を背景に
青春ドラマとして映像化されたら楽しいかもしれない。





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