「ののはな通信」  三浦しをん

仲の良い女子高校生同士の
長年に渡る付き合いを描いている。
二人の手紙~Eメールのやり取りという形式だ。
二人のやり取りは 昭和59年にスタートしていて
2011年の東日本大震災で幕を閉じている。

途中で 読むのをやめようかなと考えたのは
この 「のの」と「はな」の関係が 単なる友だちではなくて
一時は 女性同士の恋愛にまでなっているという点が
私の好みには合わなかったので。

私も女子校だったので
交換日記というのも経験したし
女性同士のそういう関係が存在することも
知ってはいたけれど。。。

読み終えたけれど
二人の関係以外にも
彼女達に共感できない部分が色々あった。





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「瑕疵借り」  松岡圭祐

松岡圭祐の作品は これまでたくさん読んできた。
ベタな展開だなあとか キャラクターのぎこちない行動に?を覚えることもあるが
それでも最新の世相を反映している物が多く 楽しめる。

今回は
「瑕疵借り」という職業が登場している。
彼が題材にするということは 現実にもこういう仕事は存在するのだろう。

この物語の主人公 藤崎は
マンションなどの わけあり物件を事件や・居住者が亡くなった直後に
仮に住むという仕事を請け負って 渡り歩いている。
クールな人物のようだけれど
その物件の元の居住者の関係者などが訪れると
意外とまともに対応し さりげなく その後のケアなどもしてしまう~という
不思議な人物で 興味深いキャラクターである。

これもシリーズになるのかなあ~
楽しみだ。







 

「ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと生えない舞台~」  三上 延

ビブリア古書堂の店主・栞子と
その店の店員・大輔
そして 強烈な個性で 神出鬼没の栞子の母。
古書取引にまつわる くせ物がいっぱい。

栞子と大輔は
恋人同士のはずなのに
何故だか ぎこちない関係である。

栞子の家族関係も 大輔の方も
なんだか とてもややこしい。

そして 題材は いつもマニアック過ぎる。

なので。。。
特に魅力はなさそうなのだけれど
このシリーズをずっと読んできたので
前作から3年半ぶりに読むことにした。

今回登場する作品は シェイクスピアの「ヴェニスの商人」
ずっと昔に読んだことのある有名な作品である。

この本の昔の複製でも かなりの価値があるようだが
なんと~オリジナルらしき物も出てきて~

実際の古書取引の世界も
こんな風に キツネやタヌキのばかしあいなのかな~
骨董品・絵画もしかり。。。
小説の題材としては面白いけれど
実際には かかわりたくない世界だ。








「生きている理由」  松岡圭祐

松岡圭祐さんの作品は これまでずいぶん読んで来ました。
シリーズ物が多く 世相を反映しながらも ちょっと常識はずれの
主人公 ストーリー展開が多かったように思う。

でも 最近は 歴史路線というか~
この作品も 清の皇帝の娘が日本人・川島芳子となり
日本で育っていく様子が描かれている。
実在した人物であるが 史実以外は やはり物語なのだと思う。
激動の人生の青春篇。











「シャーロック・ホームズ 対 伊藤博文」  松岡圭祐

松岡圭祐は 好きな作家さんです。
ベタな設定 ぎこちない登場人物の性格などにも 関わらず
テンポと切れの良さ 現代の 今起きている事件 出来事を
素早く反映していくのを楽しんでいます。

でも この作品は ちょっと違ったようです。
誰でも知っている ホームズと
政治家として知られている伊藤博文との コラボ。
どんな風に展開していくのか わくわくしながら読み始めましたが
実在の人物であり 実際に起きた重要事件を取り扱っているので
いつものような アバウトな展開にはなりにくいのでしょう。
ストーリー展開は 遅いです。

ホームズは モリアーティ教授と対決して
ライヘンバッハの滝へ落ちたと思われたのが
実は生きていて 昔なじみの伊藤博文のもとへと
やってきて 日露の複雑な問題を解決へと導いていく~
というストーリーだった。

う~ん
私は 松岡さんの作品としては
やっぱり もっと軽いノリのストーリーの方が
好きだなあ。





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