「雪煙チェイス」    東野圭吾

ハードカバーではなく いきなり文庫~というスタイルで
これまで 「白銀ジャック」「疾風ロンド」と読んできたが
今回が一番楽しかったように思う。

犬の散歩のバイト先の老人が亡くなり
疑いをかけられた大学生・脇坂竜実
警察につかまっては 無実の証明も難しいので
アリバイを証明してもらう為に スキー場へと向かう。

彼を探す警察側
本庁と所轄との権力争い
村の人々
そして スキー場結婚式
ストーリーは スキー滑降のように
素早く展開していくが
なんだか ほのぼのモードいっぱい。




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「ミステリー・アリーナ」   深水 黎一郎

嵐の夜
 別荘へ集まったミステリー好きの仲間達
だが 別荘の持ち主である鞠子がナイフで殺害されていた。

これは よくある密室モノ (クローズド・サークルと呼ばれるらしい)だが
でも これは年末のTV番組の中でのドラマで
回答者はこの映像を見ながら犯人を推理していく~という
二重仕立てになっている。
わかったと思う人から 次々に発表していき
回答が終わった人は別室へと移動する。
ここまでは ちょっと変わった面白い構成だなあと
気軽に読み進めていったが。。。

なんと 不正解の人は
臓器移植のため 命を差し出すという契約で
これまで 誰も正解を出したことがないので
億単位の賞金がかかっている。

う~~ん
これは 嫌な展開だと思ったが
すでに ほとんど読んでしまっていたので 最後まで読んだ。








「人魚の眠る家」  東野圭吾

2015年11月発行。

限りなく重いテーマである。
「脳死」と「生体移植」が メインテーマ。

幼い娘が脳死状態となり(でも 認定はされていない)
最新の科学技術を駆使して
自宅へ連れて帰り 献身的に世話をしていく。

ハッピーエンドではない 哀しい切ないストーリーで
子を持つ親として
胸が塞ぐ想いがしたが なんとか最後まで読み終えた。

辛いなあ。。。


「えどさがし」   畠中 恵

「しゃばけ」シリーズ物の外伝。
妖怪が人間の姿をして普通に暮らしている話である。

「しゃばけ」は江戸時代が舞台だし
この作品でも4篇は江戸時代だが
最後の「えどさがし」では明治へと変わっている。
私は「しゃばけ」シリーズを少ししか読んでないが
それでも 知っている妖怪たちがいた。

五百年の判じ絵
太郎君、東へ
たちまちづき
親分のおかみさん
えどさがし

妖怪の話は 嫌いではないけれど
すごく楽しくて のめりこめる~というほどでもない。





「ラプラスの魔女」 東野圭吾

東野圭吾さんの最新作。
これから読まれる方も多いと思われるので
ネタバレはできない。

「円華(まどか)」という少女が中心事物のようだ。
なぜか円華の護衛を依頼された元警察官の武尾。

温泉地での硫化水素による死者が二箇所で発生する。
被害者はどちらも映画関係者である。
これの調査をするのは 中岡という刑事。
事件性があるかどうかの確認の為
大学教授・青江が登場してくる。


そして 円華は その二つの現場近くで
青江に目撃される。
円華はある青年を探しているようだ。

とまあ こんな具合に
アチコチで起きた事件が 結び付けられようとして…

私としては 青江教授にもっと活躍してほしかったなあ。
やっぱりガリレオシリーズの方が好みだなあ。

一般人にはない特殊な能力がキーポイントとなっている。
所々不消化部分が残る作品だった。
でも一気読みしてしまったけれど(笑)










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