「アポロンの嘲笑」   中山七里

東日本大震災直後
まだ混沌とした中で起きた殺人事件。

福島県石川警察署刑事課の仁科は
殺人犯人を移送中に取り逃がしてしまう。

調べて行くうちに 単なる殺人事件ではないことが
わかっていく。。。

原発と地震 テロなど
様々な要因が登場してくる。
暗く重い内容ではあるが
善が悪を追い詰める~という 正統派刑事物ではないようで
その展開に ぐいぐいと引き付けられていった。

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「ヒポクラテスの誓い」  中山七里

栂野真琴は 内科の研修医。
それなのに なぜか 大学の法医学教室で修行することになる。
そこには 変人の光崎教授と
はるばるアメリカから教授に感銘を受けてやってきた
キャシー准教授がいた。

ここは 解剖をして 新しい判断や解釈をする部門らしい。

その内容は かなりハードで オエッとしそうな場面も多いが
そういう箇所は 得意の斜め読みで~

ここに関わってくる刑事とのやり取りや
解剖できる範囲 費用などや
単なる事故死から犯罪を見つけ出したり~という行程など
興味深く読むことができた。









「作家刑事毒島」   中山七里

毒島は 元刑事で
今では作家であるが 「技能指導員」として 捜査にたずさわってもいる。

高千穂明日香は 文芸関係の事件の捜査の際
毒島を頼るように指示されている。

毒島は
一見 にこやかではあるが
その口からは辛辣な言葉が飛び出してくる。


目次
1 ワナビの心理試験
2 編集者は偏執者
3 賞を獲ってはみたものの
4 愛瀆者
5 原作とドラマの間には深くて暗い川がある

「ワナビ」とは [wannnabe] そうなりたい。
プロ作家を目指す人間のことらしい。 業界用語?

文学賞に応募する人達は
自分の力を過信している人が多い。
(実は 私も過去に一度だけ 無謀にも応募したことあり・笑)

独りよがりの書評ブログで
専門家になった気分の人がいる。

新人賞を獲っても その後が辛い。

原作とドラマ化のハザマで 悩む人々。

どれも 本好きの私には
面白い設定で楽しめた。

資格も要らず 誰でもなれそうでなれない作家という道。
人気作家だと
出すたびに いや 出版前から売れてしまうという
不思議な現象もある この世界は
一般人には想像できない 不可解な部分も多いのだろう。













「闘う君の歌を」    中山七里

幼稚園の新任先生の奮闘記。
口うるさく 完全に幼稚園の行事まで支配する母親達。
のんびり情操教育ではなく 小学校でおちこぼれないように
教育する・・・
主人公「凜」の理想とはあまりにかけはなれている現実。

う~ん
こんな幼稚園問題を読んでもつまらないなあ~と
思いつつ 読み進めていったら。。。
なんと とんでもない展開で
一転して暗黒の世界に迷い込んだような~

これ以上は内容を詳しく書けませ~ん。
そうなんだ
作者が ミステリーの中山七里だということを
すっかり忘れてたのだった。





「かがやき荘アラサー探偵局」  東川篤哉

ドタバタ喜劇調の楽しい読み物。

成瀬啓介は親戚の大金持ち・法界院法子の秘書になった。
彼の仕事は 雑務処理のようで 色々な仕事を押し付けられるが
家賃を取り立てにいった先の女性3人と 身の回りで起きた事件の
解決をするようになる。
三人の女性は「かがやき荘」の部屋をシェアしている。
3人も啓介も共にアラサー世代だ。

感動的でも刺激的でもないけれど
まったりと楽しい気分にはなれる。









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