「 鉄道旅ミステリ2 愛より優しい旅の空」  柴田よしき

前作の「夢より短い旅の果て」は3年前に読んだ。
この作品には 全国の色々な路線が登場してくるが
前回は知らない線ばかりだったが
今回は旅したことのある路線が出ていたので
楽しく読めた。

主人公の香澄は突然姿を消した叔父を探す旅をしている。
路線ごとに かなりマニアックな部分も述べられているので
鉄子さんではない私には ちょっと退屈な部分もあった。
鉄道が縁で恋人になった男性も登場してくるが
叔父探しのストーリー自体は もやもやしているような~

歌う電車「京急電鉄/東京モノレール」
青い蝶の空 「南阿蘇鉄道高森線」
避暑地の幻「中央本線~小海線」
希望の海(1) 「東北本線~那須電気鉄道」
希望の海(2) 「釜石線~山田セン~三陸鉄道北リアス線」
線路は続く







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「御手洗潔の追憶」   島田荘司

まるで 御手洗潔という人物が実際に存在しているかのように感じられる作品です。
作者の中では もちろん 自分の分身のような感じで 存在しているのでしょうね。
これまでの 御手洗シリーズを読んでない方には
意味不明の箇所も多いので
やはり これは御手洗ファン向けの 特別版なのでしょう。

御手洗潔、その時代の幻
天使の名前
石岡先生の執事メモから
石岡氏への手紙
石岡先生、ロング・ロング・インタヴュー
シアルヴィ
ミタライ・カフェ
あとがきに代えて

「天使の名前」では 政府の高官であった御手洗潔の父親・直俊が
原爆投下直後の広島を訪れた際の
悲惨な状況が描かれている。
戦争に至った経緯もリアルに描かれている。
興味深い作品であった。

御手洗は
ワトソン役であった 石岡氏と別れて
今では 北欧の大学で研究者として日々を過ごしている。

この本に寄れば
近々 この二人は再開するようなので
次作が 楽しみ。。。





「屋上の道化たち」  島田荘司

銀行の屋上で次々起こる飛び降り。
自殺なのか それとも。。。

明らかに起きている銀行内犯罪の方は
なぜか 影が薄い。

なんとなく 全ての事柄に詰めが甘いような気もするのだけれど
それが また 計算しつくされて隙のないストーリーとは違う魅力があるのかもしれない。
なんたって 御手洗さんと 石岡君の登場なんだもの。(^^)

「朦朧戦記」   清水義範

清水義範の 独特のユーモア感覚が好きで
これまでも 彼の作品を読んできたのだが~

う~ん
これはどうなんだろう?

前半では 老人施設の入所者たちの
他の施設の入所者たちと クイズ合戦をしたり
いきなり 海外旅行に出かけたり
同窓会を開いたり~と まあ 想定内での出来事が続くが
後半では 離島で「戦争ごっこ」をするという企画が実現し
そこでは 法に触れる行為もあり・・・
ちょっと 笑い事ではすまされない展開になっていく。

かなり違和感を覚えてしまった。 (´-`).。oO


「星籠の海」上下  島田荘司

島田荘司さんは 好きな作家さんだが
おどろおどろしい描写や難しい理論なども登場するので
途中で読むのをやめてしまった作品もある。
ということで この作品も おそるおそる読み始めたが。。。

やはり おどろおどろしい事件は出てきたが
最高レベルではなかったので なんとか読み終えることができた。
分厚いハードカバー2冊なので 読めるかなあと思っていたが
わかりやすい内容ではあったし 瀬戸内海の歴史 村上水軍なども
登場してきて 興味深い部分も多かった。

御手洗さんの標的は ある宗教の祖であったが
彼との対面も対決もなかったのが 少し寂しい。
そして これまでの作品では
すでに起こった事件を 御手洗さんが解決する~というのが
多かったようだが 今回は同時進行というか
発生を食い止めそうな場面もあり。。。

今回の舞台となった
福山・鞆の浦・仙酔島などを
訪れてみたいなあと思った。

それから 瀬戸内海をプールのようにたとえているのも
面白いなあと思った。
昔は このあたりは陸上より海上交通の方が栄えていたようだ。

江戸時代の資料に書き残された 「星籠」とは
一体何なのか?
それは読んでからの お楽しみ~(^-^)



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