「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」  今野敏

真面目で正しいことを主張するが
なぜか 周りともうまくやっていけて人望がある~
という 「ヒグっちゃん」こと樋口顕が主人公である。

今回の事件は
彼の出身大学前で発生した 自動車爆発である。
テロか? 否か?
かつて同じ職場にいた男の話は信用できるのか?
テロを防ぐために動いているというのだ。

テロとなれば 公安の支配だが
今回は 公安と普通の刑事とが
もめずに 情報を交換しあって 事件を未然に防ごうとする。

この作品からは
テロという危機感は あまり感かったが
現実は どんな風なのだろう?
公安は完全に秘密主義なのか?
一般市民には わからない世界だと思う。









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「アンカー」 今野敏

「スクープ」シリーズ第四弾かな。
TV報道番組「ニュースイレブン」のキャスター 記者
そして 警察側の人達も描かれている。

TBNの報道番組『ニュースイレブン』。これまで幾つものスクープをものにしてきた名物記者の布施は、
なぜか十年前に町田で起きた大学生刺殺の未解決事件に関心を寄せていた。

デスクの鳩村
キャスターの 鳥飼 香山
そして 記者の布施
刑事の谷口 黒田が
レギュラーメンバーだが
今回は 関西からやってきた サブデスク・栃本が 新たに加わっている。
彼の話す関西弁は 間違ってはいないけれど
関西人の私には ちょっと違和感を感じてしまう。
この関西弁は テレビでタレントが話す関西弁であり
実際の仕事人は 活字にすると ほぼ標準語と同じような言葉を使っているように思うので。
でも こういう業界の人は そのまんま 地の関西弁を使っているのかなあ。

ハラハラ ドキドキ感はないが
番組の裏話を聞いているような感覚で 楽しく読めた。







「家康、江戸を建てる」  門井慶喜

私はタイムマシーンで過去に戻ることができるのなら
まず 江戸時代に行ってみたいものだと思っている。

現代の文化や風習の元になったのは
江戸時代からのことが多いし
何より 一つの政権が250年以上も続いたのは
驚異に値することだと思う。

この本では
私がこれまで江戸の起こりについて感じてきた
様々な疑問を かなり解明してくれていて
とても楽しく読むことができた。
歴史書ではないので
フィクション部分も多いのだろうが
根本的なことは史実に基づいているのだと思う。

荒野だった江戸の地を干拓し
利根川の流れを替え
貨幣制度を確立し
そして 江戸城を建てた。

実際に活躍したのは
ここに登場する 今の歴史の授業には
ほとんど出番のない人達だけれど
おそらく 家康は自分でおおまかな案を練り
実行する人物も選んだのかもしれない。

江戸城跡は
まだ見学したことがないのだけれど
この本を読んだ後でなら
じっくり感慨にふけりながら眺めることが
できそうだ。。。











「隠蔽捜査6 去就」    今野敏

このシリーズは全て読んできた。
竜崎信也は 息子の不祥事の為に
エリート路線からはずれ 大森署の署長に降格となっているが
与えられた場所で 真摯な態度で仕事に励んでいる。

部下を信頼し
上からの圧力にもめげない
理想的な警察官のようだが
それでも やむなく上からの指令に
従うこともある。

今回の事件は
ストーカーがらみの殺人事件で
見当違いな捜査になろうとしたが。。。

現実には
こんなに うまく行かないことも多いと思うけれど
読み物としては 楽しい。





「縄文の家殺人事件 歴史探偵・月村弘平の事件簿」  風野真知雄

風野真知雄の作品では
「妻はくの一」シリーズが好きだ。
優しくわかりやすい文体は
現代物でも共通していて 楽しく読める。

「縄文」というキーワードにも魅力を感じる。
事件自体は たいしたことはないが
楽しめたので 次の作品も読んでみたい。


主人公である 月村弘平は歴史研究家で
恋人が刑事なので 色々相談を受けて
捜査の手助けもしている。

縄文人と 弥生人
彼らの間に争いはあったのか?
本当に縄文人顔というものが 判別できるのか?
これらの謎は 永遠に解けないかもしれない。

 
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