「1981年のスワンソング」   五十嵐貴久

近過去にタイムスリップするお話し。

社会人である主人公は
コンビニで買ったサンドイッチを握り締めたまま
2014年から 1981年へとタイムスリップする。
場所は同じ所にいるらしいが
この過去において 彼はまだ生まれていない。

もっと遠い過去 江戸時代などだと
小説としては 慣れているので
あまり違和感を感じないが
自分が知っている時代だと
なんだか 変な感じがする。

60代の私にとっては
1981年は ちょっと昔~くらいの感覚であり
現在も過去も両方とも 知ってしまっているのだから。

公園でライブしていた若者と知り合い
彼らからアニキとしたわれ
何とか その日暮らしできるようになり。。。
やがて
2014年頃 それより少し前くらいに流行った曲を
コピーして 歌っていると
それが 音楽関係者に認められ
曲として 発表されていく。

う~ん
やっぱり こういうのって
少しひっかかるなあ~
と思いながら
ざっくりざっくり 読み終えた。







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「盗まれた視線 吉祥寺探偵物語」  五十嵐貴久

このシリーズ5作目の「消えた少年」を先に読んでしまったのだが
そちらに登場しているダサオとの出会いが描かれていたので
やはり順序どおり読んだ方がよかったかも。

刑事の工藤から 姪の護衛を頼まれる。
どうやら ストーカーに狙われているようだ。
推定される犯人像が 次々変化していき
なかなか 面白い展開だった。

吉祥寺というエリアを
実際に知っていたら
もっと楽しめるのに 残念。




「吉祥寺探偵物語・いつかの少年」  五十嵐貴久

このシリーズ 5作目だと思う。
4作目以外は ずっと読んできたので
登場人物のキャラクターや設定に なじんできたので
楽しく読めた。
今回は 息子の ファーストラブストーリー。
川庄の職場であるコンビニのバイト・ダサオの
片思いも描かれている。

ちらりと出没して 強烈な個性を放つ・おかまの京子ちゃんの
存在は 結構楽しめる。
馴染みの刑事・工藤の暴走ぶりは 現実にはあり得ないなあとは
思うものの ドラマのエンディングだったら いいかも。。。





「気仙沼ミラクルガール」  五十嵐貴久


巻頭に 断り書きが書かれている。
「本書は事実に基づく物語である。
登場人物や団体などについてはモデルが実在する。
ただし ストーリーは実際にあった話をもとに創作している・・・」

作者が どうしても書かせてほしいと出版社に頼み込んだだけあって
てんやわんやの アイドル誕生までのプロセスは 説得力がある。
地元では 押しが強く 係わり合いにならないほうが良い~と
言われている(それでも 人望はあるらしい) サトケンこと里中健太が
素人の少女達を集めて気仙沼のアイドルグループを作ろうとする。
東京で10年間音楽の道で頑張ったが 夢破れ 地元で写真屋をしている
春日は 彼に振り回されながらも 作曲以外にも あれこれ 手伝っていくはめに陥る。 
震災以降高校に行かなくなった 詩織と この春日が 交代で語り手となっていく。

指導者も レッスン場も 衣装も ほとんどゼロの状態から
ドタバタ もがきながら 舞台をこなしていく様子が 描かれていく。
率いる方も素人という風変わりな アイドルグループの活動記録を
なかなか 楽しく興味深く読むことができた。





「降りかかる追憶 南青山通り探偵社Ⅲ」  五十嵐貴久

 主人公は 井上雅也
以前サラリーマンだったというのが信じられない程の
いい加減な生活をしているようだが。。。

ストーカー被害に遭っているという女子大生の警護を
することになる。
実際によくある事件なので
小説の中だけのことと割り切れない内容だったが~

意外な展開に~

昔よくあったような
ハードボイルドで孤独な一匹狼の探偵ではなく
会社組織で 仲間意識の強い探偵集団のようだ。






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