「ワルツを踊ろう」  中山七里

中山七里の作品は
私には耐え難い展開のもあるので
できるだけ避けるようにしているのだが~
このタイトルなら 大丈夫かな~と思って読み始めた。

冒頭から
ヨハンシュトラウスの ウインナーワルツの美しいメロディが
流れていくる。 東京で職を失い 故郷の過疎の町に戻った
30代後半の青年の物語。

たった6-7件の所帯しかない狭い町だが
元住んでいた場所でもあり 了衛は なんとか皆になじもうと
色々努力するが 全て 結果は×となり
金銭的にも 精神的にも追い詰められた彼は。。。。

ここからは あまりに残虐すぎて
まともに読めなかった。
ざっくり なんとか最後まで読んだら とても疲れてしまった。
読まなければよかった~と久しぶりに思った本であった。




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「セイレーンの懺悔」  中山七里

テレビ局が舞台。
主人公は朝倉多香美は 社会部所属。
近頃では やりすぎの番組が検証の対象となり
問題が多い。

頼りにしていた上司・里谷の下で
張り切って取材しているが
間違った対象者らと 犯人とほのめかして報道してしまう。
真犯人は逮捕され
里谷は左遷されるが 多香美は 元のまま残される。

事件時代は 残虐で 目をそむけたくなるが
作品自体は どうなっていくのか気になり
スイスイ読み進めることができた。

彼女の作品は 決して心地よいものではなく
後味の悪いものや 途中放棄してしまう作品も多いので
やはり 手に取ってしまう。不思議な魅力がある。











「おやすみラフマニノフ」   中山七里

中山七里さんの作品は これまでたくさん読んできたが
なぜか 女性だと思い込んでいた。
さきほど 作品をチェックしていたら 著者画像が出ていて
びっくり!

「岬洋介シリーズ」と呼ぶらしいが このシリーズは
ほとんど読んできた。 岬洋介は 作品ごとに 立場が変っていくし
いつも脇役というか 探偵役のようだ。

今回は音大の臨時講師である。
音大の保管室から 時価二億円の ストラディバリのチェロが消えた!
そして次には 理事長・学長である柘植の特別仕様のピアノが
水浸しになってしまう。

主人公である ボクは 城戸晶という学生でバイオリン弾きだ。
理事長の孫である初音と仲良くしている。

色々な楽曲が登場し 演奏の内容なども細かく表現されているが
作者は音楽関係者ではないというので これも驚きである。

思いがけない展開があり またビックリ!

でも 楽しく読めた。




「スタート!」 中山七里 

大御所である 大森監督による映画製作現場の様子が描かれている。
殺人事件も発生するが メインは昔ながらのやり方で熱く映画に取り組む
監督とスタッフの物語のように思える。

主人公は 宮藤映一は 30代の助監督 セカンドである。
製作側から来たチーフ助監督はまるで役に立たず
映一は てんてこまい。でも どんなに忙しくても充実の日々のようだ。
台本や撮影場面がネットに流出したり
クレームが入ったり 現場での事故が起きたり~

映一の弟が刑事として登場し
兄弟で色々やり取りするのが 楽しかった。

映画マニアではない私でも
充分撮影現場の雰囲気に浸って 楽しく読めた。







「ヒポクラテスの憂鬱」  中山七里

「ヒポクラテスの誓い」 の続編。
栂野真琴は 浦和偉大法医学教室の助教として
正式な大学職員となった。

偏屈だが 素晴らしい技術を持つ 光崎教授
明るく ダイレクトな物言いと四文字熟語を使いこなすアメリカンのキャシー。
そして 時折やってくる 古手川刑事。
前回と同じメンバーで 解剖現場の現状を描いていく。

私の好みの環境ではないが
何故か 興味を持てる部分も多い。
でも あまり想像力を働かせたくない描写が多いのは
仕方がないのかなあ。。。




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