「ヒポクラテスの憂鬱」  中山七里

「ヒポクラテスの誓い」 の続編。
栂野真琴は 浦和偉大法医学教室の助教として
正式な大学職員となった。

偏屈だが 素晴らしい技術を持つ 光崎教授
明るく ダイレクトな物言いと四文字熟語を使いこなすアメリカンのキャシー。
そして 時折やってくる 古手川刑事。
前回と同じメンバーで 解剖現場の現状を描いていく。

私の好みの環境ではないが
何故か 興味を持てる部分も多い。
でも あまり想像力を働かせたくない描写が多いのは
仕方がないのかなあ。。。




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「秋山善吉工務店」  中山七里

中山七里さんと言えば
キレの良いミステリーが主流だと思っていましたが
なんと~ これは そうでもなくて。。。
でも やはり 底辺には 謎の部分も流れている。

火事で家も夫も失くした母親と息子二人は
夫の実家である「秋山善吉工務店」でやっかいになることになった。

それぞれのトラブルが順番に描かれていく。
無愛想だが心根は優しい善吉の助けが
それらのトラブルを解消していく。

いじめや ドラッグなど
あまり私の好みでないテーマが続いたので
途中で読むのをやめていたが
やっぱり 読むことにした。
後味は さっぱりさわやか~というほどでもないけれど
ドラマにしたら面白そうかも(もうなっているのかな?)






「アポロンの嘲笑」   中山七里

東日本大震災直後
まだ混沌とした中で起きた殺人事件。

福島県石川警察署刑事課の仁科は
殺人犯人を移送中に取り逃がしてしまう。

調べて行くうちに 単なる殺人事件ではないことが
わかっていく。。。

原発と地震 テロなど
様々な要因が登場してくる。
暗く重い内容ではあるが
善が悪を追い詰める~という 正統派刑事物ではないようで
その展開に ぐいぐいと引き付けられていった。

「ヒポクラテスの誓い」  中山七里

栂野真琴は 内科の研修医。
それなのに なぜか 大学の法医学教室で修行することになる。
そこには 変人の光崎教授と
はるばるアメリカから教授に感銘を受けてやってきた
キャシー准教授がいた。

ここは 解剖をして 新しい判断や解釈をする部門らしい。

その内容は かなりハードで オエッとしそうな場面も多いが
そういう箇所は 得意の斜め読みで~

ここに関わってくる刑事とのやり取りや
解剖できる範囲 費用などや
単なる事故死から犯罪を見つけ出したり~という行程など
興味深く読むことができた。









「作家刑事毒島」   中山七里

毒島は 元刑事で
今では作家であるが 「技能指導員」として 捜査にたずさわってもいる。

高千穂明日香は 文芸関係の事件の捜査の際
毒島を頼るように指示されている。

毒島は
一見 にこやかではあるが
その口からは辛辣な言葉が飛び出してくる。


目次
1 ワナビの心理試験
2 編集者は偏執者
3 賞を獲ってはみたものの
4 愛瀆者
5 原作とドラマの間には深くて暗い川がある

「ワナビ」とは [wannnabe] そうなりたい。
プロ作家を目指す人間のことらしい。 業界用語?

文学賞に応募する人達は
自分の力を過信している人が多い。
(実は 私も過去に一度だけ 無謀にも応募したことあり・笑)

独りよがりの書評ブログで
専門家になった気分の人がいる。

新人賞を獲っても その後が辛い。

原作とドラマ化のハザマで 悩む人々。

どれも 本好きの私には
面白い設定で楽しめた。

資格も要らず 誰でもなれそうでなれない作家という道。
人気作家だと
出すたびに いや 出版前から売れてしまうという
不思議な現象もある この世界は
一般人には想像できない 不可解な部分も多いのだろう。













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