「浅見光彦最後の事件 遺譜 上下」   内田康夫

内田康夫さんは
大好きな作家さんで
その中でも テレビドラマ化されて有名な 「浅見光彦シリーズ」のファンでもある。
彼の作品は ほとんど読んだ。
浅見シリーズは 完読。

でも なんといっても作者が高齢なので
いつか この日が来るのでは~とおびえていたが。。。
やはり 最後の事件になってしまったのねえ。

上下巻 ずっしり読み応えのある内容だった。
それに舞台が 主に兵庫県の 篠山市と神戸市なので
兵庫県在住で この双方の土地とも馴染みの深い私には
本当に魅力的な作品となった。

内容的には
彼の今後はあいまいに書かれているので
光彦復活は あり得るのかもしれない。(と 筆者あとがきにも書いてあった)

今回光彦の下へ舞い込んだ依頼は
ドイツの音楽家 アリシアの警護・付き添いであった。
もちろん いつものように殺人事件が起こり
彼もそれに関わってはいくのだが…

この作品には
かつての作品に登場した 若い女性もたくさん登場してくる。
私にとっても印象深い作品であった「平家伝説殺人事件」の稲田佐和さんが
登場しているのも楽しい。
詳細は忘れてしまったので また読み返してみようと思う。

万年33歳だった光彦が 今回初めて年を取り 34歳の誕生日を迎えるというのも
一番に光彦というキャラクターを愛してきた作者の
思いのほどが伝わってくる設定だと思った。

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「北の街物語」  内田康夫

内田康夫の作品は
浅見光彦シリーズ以外のも ほとんど読んできた。
これは ルポライターの浅見光彦が素人探偵で活躍するシリーズの最新刊。

最近はシリアスなのや暗い内容 込み入った設定と言うのが多かったが
これは久しぶりに楽しく読み進めることができた。
これまでは 全国各地が舞台となり旅情シリーズという感じだったが
今回は光彦の住む東京都北区が舞台となっている。
私にとっては ここも遠い見知らぬ街なのだが。

有名な作家のブロンズ像が自宅から盗まれた。
その像が車に載せられていくのを目撃したという情報も入る。
今回は殺人ならぬ 窃盗事件だが…
(別件では殺人事件も起きている)

社会悪や戦争の悲惨さを綴っているような作品とは違い
のんびりとした事件解決への展開だ。


内田さんは かなり高齢になられたと思うが
まだまだ光彦シリーズを書き続けていってほしいものだと思う。
何年経っても三十代の光彦がうらやましい~(笑)

「汚れちまった道」内田康夫

浅見光彦登場30周年記念企画で
この作品と「萩殺人事件」とが 同時発売され
そして その内容が お互いにリンクしているという
新たな試みだそうだ。
それも 異なった出版社2社から出版されたというのも
面白い趣向だと思う。

さて 「萩殺人事件」の方は 10月末に読んだのだが
あちらは 主人公が 浅見光彦ではなくて
光彦の友人という設定であった。

この作品は いつも通り 光彦が主人公なので
すんなり 溶け込めたが…
なにしろ この2冊は 同じことを別の立場から描いているので
内容は ほとんどだぶっている。
それでもシンクロしているという以上
2冊読まないとわかりにくい部分もあり~
なんというか やはり中途半端な感じを受けた。

すでに結末までわかっている事件・状況なので
新鮮味がないし…
斬新な試みではあるとは思うものの…
2冊にした意味が もうひとつ理解できなかったような~

殺人の数も多く
登場人物も覚えきれず (これは 私の頭のせい?)
う~ん
いつものがいいなあ~







「萩殺人事件」 内田康夫

浅見光彦登場30周年記念企画で
この作品と「汚れちまった道」とが 同時発売され
そして その内容が お互いにリンクしているという
新たな試みだそうだ。
私は まだ この一冊しか読んでいないが
この作品の語り手は 光彦ではなく 彼の同級生である松田将明である。
上司に紹介された見合い相手と出会う為に訪れた山口県で
殺人事件に遭遇する。
そして 別件で同じ地を訪ねていた 光彦と出会い
二人は連絡を取り合う…

まだ もう一つの作品を読まないと
全容がはっきりしないので なんともいえないが
やはり 主人公は光彦でいてほしい。
松田のキャラクターが 光彦と正反対なら面白みもあるのだろうが
かなり良く似た設定なので あまり 彼の存在意義を感じない。

「汚れちまった道」を読んだ後では
感じ方が変わっているのかもしれない…



「黄泉から来た女」   内田康夫

ルポライターで探偵の「浅見光彦」シリーズ最新刊

今回の舞台は 京都府の天橋立付近と山形県の鶴岡市。

天橋立のある府中市に住む静香の元に 見知らぬ女性が尋ねてくる。
翌日 その女性が行方不明になるが その女性は 静香の母親の出身地である 鶴岡市に住んでいるらしい。

浅見と静香は 鶴岡市を訪れ 事件を解決していくのだが
そこには 出羽三山があり麓には いくつかの宿坊があって 今でも修行する人が集まるそうだ。

鶴岡には行ったことがないが 天橋立は 数年前にも訪れたので 馴染みのある地名も多かった。

ドキドキはらはらの展開もないし よくあるパターンのストーリー展開だけれど
それでも ご当地読物というか 旅情ミステリーと呼ぶべきか~
浅見光彦シリーズは これからも私にとって必読の書であり続けると思う。
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