「風のマジム」  原田マハ

沖縄を舞台にした物語。
実際にあった話を元にして フィクションとして書かれている。

「南大東島」
台風などの状況報告のとき
よく耳にするこの島は
沖縄本島からプロペラ機で行くそうだ。

「まじむ」は那覇に住むOLだが
会社の新規プロジェクトで この島のサトウキビから
ラム酒を作ろうとする。

会社内での画策
現地とのやり取りなど
様々な課題を抱えながら 彼女の夢は実現する。
そう サクセスストーリーである。
普通なら 現実はこんなに サクサク進んでいかないもんね~と
ひねくれた見方もするだろうが なにしろ 本当に実現したのだから
事実は小説とは異なる部分も多々あるだろうが
着地点は同じだと思う。

すごいなあ。
夢を実現できるなんて
多くの方の協力と 温かい家族のお陰で
このプロジェクトは成功したのだろう。

お酒には詳しくないので
ラム酒はお菓子のときしか使ったことがないけれど
黒糖の味は好きなので
いつか 沖縄産のラム酒を飲んでみよう。。。







スポンサーサイト

「ごめん」 原田マハ

「天国の蝿 」 どうしようもない父親

「ごめん 」    堂々と不倫する妻

「夏を喪くす」   緑内障の男と 乳ガンの女性

「最後の晩餐」  ニューヨーク 9.11 にまつわる話 

どれも ビターな作品ばかり。
どれも どろどろしていなくて あっけらかんと描かれているので
そう暗さは感じない。

でも 私は もう少し明るい作品が好き。






「太陽の棘」   原田マハ

原田マハさんは ご本人のバラエティに富んだ経歴を反映するかのように
様々なジャンルの作品を書かれている。

この作品には モデルがいらっしゃるようだ。
戦争直後の沖縄での アメリカ基地勤務の精神科医と
地元の芸術家達とのふれあいを描いている。

沖縄は40年以上も前に 日本に戻った。
私の若い頃は まだ 外国でパスポートも必要だった。
それ以前では 琉球という日本とは異なる国・民族であった。
これだけ 日本の人々が各地を移動する時代になっても
沖縄には 沖縄の人が住んでいる。沖縄の顔がある。
たとえば 兵庫県の顔 東京都の顔? そんなものは ほぼ存在しないと
思われるけれど 地理的にも 民族的にも そういう感覚があると思う。

私は 本島に一度 石垣島付近に二度しか行ったことがないが
沖縄の空気 自然には とても魅かれる。
もちろん海の青さにも。。。

戦後 70年以上経っても 
今尚残る 基地問題など
沖縄の抱える問題は多い。
でも 戦後にも こういう暖かい交流があったことを知り
ほわっと温かい気持ちになれた。







「キネマの神様」  原田マハ

最初に読んだ 原田マハの作品は
あまり面白いと感じなかったので 敬遠していたが
「旅屋おかえり」という作品は楽しめたので
また あれこれ読んでいる。

この作品も楽しく読むことができた。

私は大の映画好きではないし
若い頃は映画館に入るだけで その密室感と空気の悪さのせいか
いつも頭痛がしてくるので よほどの話題作しか見てこなかった。
今では DVDもテレビ放映もあるので とても身近な存在になってきたが
それでも 私は映画は 映画館で見るのが好みだ。
今のシネコンは 昔の映画館とは比べ物にならないくらい
優雅で清潔で安心できるようになった。

さて これも いわゆるサクセスストーリーなのかなあ。
やり手で課長職にまだ出世した主人公 39歳独身の歩は
追い詰められて 退職する。マンション管理人している父親は
昔からのギャンブル好きだが 今は倒れて入院中。
父親が投稿した映画の感想投稿が映画雑誌の社長の目にとまり
歩は その会社に入り 父親の映画ブログをスタートする。

80歳近い父親が 初めてパソコンに触れ
突然ブログに長文を投稿する~とは
とても現実とは思えないけれど
そんなことを言っていては 夢もロマンもなくなるのでして(笑)

細々と読書感想を書き続けている私にも
いつか 日の目が当たることもあるかもしれないので
希望を持つことにしましょう。(^^)

私の好きな映画

サウンド オブ ミュージック
ローマの休日
風と共に去りぬ(昔見たときは感動したけれど 今ではどうなんだろう?)
タイタニック (音楽が良かったなあ)
スティング
ショーンコネリーの頃の 007




邦画

シャル ウイ ダンス?
THE 有頂天ホテル

今 とっさには あまり思い出せないので
ぼちぼち 思い出したら 追加することにしよう。。。








「あなたは、誰かの大切な人」   原田マハ

6編の短編が収められている。

最後の伝言 

主人公の母は美容師 父は典型的な「髪結いの亭主」で
色男でモテモテで ろくでなし~
母親の葬儀にも終わることに駆けつけてくる。
そんな父親への母からの最後の伝言があった。
短いストーリーなのに じんわい温かくなるラストであった。
でも 私は甲斐性なしの男は キライ(笑)

月夜のアボカド

39歳の主人公マナミには ふたり 年上の女友達がいる。
日本で 仕事関連で知り合った 69歳のアマンダと その友人の79歳のエスターである。
エスターの庭には アボカドがあり それを使って美味しいメキシコ料理を作ってくれる。
(私も 何年もアボカドを育てているが 一向に花も実もならないので うらやましい限り)
マナミの恋 エスターのラブストーリーが さらさらと描かれていく。 

無用の人

美術館の学芸員の聡美の元に
今は亡き父親からの荷物が届く。
無くなる一月前に 宅配を依頼したらしい。
寡黙で地味な父親からのプレゼントは~

緑陰のマナ

トルコのイスタンブールでの トルコの女性達との
温かい交流を描いている。

波打ち際のふたり

私の地元である兵庫県の赤穂が舞台。
友人との二人旅の宿 夕日ヶ美しいその宿は
たぶん 私も泊まったことのある宿だと思う。


皿の上の孤独

主人公の女性が
メキシコシティのバラガン邸を見学にやってきたのは
視力が低下した元同僚の男性が見たいと望んだから。


どの話も 温かく 楽しく読めたが
読み終えると ストーリーを忘れてしまうので記録しておいた。








09 | 2017/10 | 11
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

のりりん

Author:のりりん

かうんたー
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク