書評復刻版 その1 「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キース

最近 なぜか落ち着いて本を読めなくて (すぐ寝てしまうから?)
書評アップができず そして 新しいパソコンで 新しいOSに変わるので
またしばらくバタバタすると予想されるので 以前の書評サイトにアップしていた記事を
再録しようと思います。
古いほうからさかのぼってアップしていこうと思いますが
なにしろ スタートは2000年なので 私はまだ40代後半でした。
だから 今読んだ場合と かなり違った感想になるのかもしれませんが
ま とりあえず ぼちぼちアップしていくことに…



たった今読み終えたところなんですが、ホンとに、ボロボロ泣いてしまいました。
自慢じゃないですが、いまだかつて、本を読んで泣いたことなど記憶にないし、
皆が目を真っ赤に泣き腫らすような映画でさえ、一度も泣いたことがないクールな私です。
この本は全く前知識なしで読みました。たしか映画化されていたので、タイトルだけはよく覚えていましたが。
すごく色々なことを考えさせてくれる小説でした。

IQの低い男性が手術によって急にIQ180という天才になり、急な変化に自分でもついていけないうちに、
また元の知能程度に戻ってしまうというストーリーなんですが、それを、最初から一人称で、
主人公チャーリーの告白形態で書かれています。翻訳はとても大変だったと思います。
読む方もやっぱり、最初の部分は、ちょっとしんどい気がしますが、一人称だからこそ、
心を打つものがあるように思えます。ちょっと展開が急速すぎる気もしますし、
現実の話としては、今は起こりえないような出来事ですが、近未来にはありえることだとおもいます。

それに、これは、普通の人ではただゆっくりとしたペースで誰にも起きている事実なのではないでしょうか。
ただ、赤ちゃんがわけのわからないことを言っても、当たり前だし、同じような状態がお年寄りに現れると
痴呆と表現されるだけで、発達途上か後退途中かという違いだけのように思えるのですが。

それから、特別に知能の高い人はなんとなく冷たい感じがするし、他人への思いやりにかけているようなイメージがあるのは、凡人のひがみなのでしょうか?
「アルジャーノンに花束を」というタイトルは、すべてを言い表しているようで素晴らしいタイトルだな、
と感心してしまいます。




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