「天使の棲む部屋」   大倉崇裕

「問題物件」 の続編。

若宮恵美子の仕事は
大邸宅でひっそり暮らす 病弱な大企業の御曹司(雅弘様)のお世話役である。
クレーム処理担当でもあるので 雅弘を失脚させようとする派の上司に
難解なクレーム処理ばかり押し付けられる。
だが 雅弘のぬいぐるみの化身と思われる 人間の姿をして
不思議な能力を持つ犬頭が 現れて いつもピンチを切り抜けてきた。

前作とあまり代わり映えのしない内容だったが
それなりに楽しく読めた。




これまでの読書経験では
「天使」とタイトルについている時は
たいてい 普通に想像する清らかな天使のイメージとは
かけ離れて どちらかと言えば 正反対の物が多いが
たしかに この「天使」も。。。



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「オチけん探偵の事件簿」  大倉崇裕

主人公は
落語研究会(通称オチケン)所属の
越智健一(通称オチケン)という ややこしい名前設定の大学生。

部員3名という 存続か廃部かの瀬戸際にいる。
オチケンは新入部員で 落語の上手な岸さんと
トラブルメーカー熱血漢の先輩・中村がいるが
彼らは なぜか 他の部や大学側とのもめごとにも
首をつっこみ 解決していく。

「オチケン!」シリーズ3作目。

先輩や他の部に いいようにこき使われている オチケンが
可哀想だなあと思うのだけれど ゆるい展開のようでも
大学側は新しい学長を迎えて学生に対して 厳しい態度を取るようになり~
まだまだ このシリーズは続くようだ。

時々落語のネタも登場してくる。
私は特に落語ファンではないのだけれど
有名なネタは 結構覚えている。
これは 子供の頃 親がテレビの落語番組を見ていたからなのかなあ。。。



「ギークスター 秋葉原署捜査一課 九重祐子」  大倉崇裕

プロローグでは 2016年7月 現実では来月のことが描かれていて
過去にさかのぼって 2000年7月の物語が展開していく。

秋葉原
今では
ゲームオタクの街として有名である。

秋葉原署刑事課に移動となった 祐子は
捜査には参加させてもらえず
オタクの相談相手の仕事だけ与えられた。
彼女は 彼らの情報を無駄にせず
捜査に役立てていくのだが。。。

ギークスターと呼ばれている 悪をやっつけるヒーロー(それでも犯罪者ではある)と
知り合って 真面目な警察官ではなくなっていく。。。

う~ん
予想外の展開になってしまい
とまどいながらも読んでしまったが~
あまり好みのタイプの作品ではなかったようだ。






「問題物件」  大倉崇裕

若宮恵美子の仕事は
大邸宅でひっそり暮らす 病弱な大企業の御曹司(雅弘様)のお世話役である。
一応「大島不動産販売」の総務課勤務だが
ヘルパーの資格を買われて採用されたらしい。

総務課の次は
クレーム処理担当の販売特別室所属となったが
難問に対処しようとすると 必ず救い主が現れてくれる。
その「犬頭」という男は どうやら 雅弘が幼い頃から大事にしている
犬のぬいぐるみの化身のような~
というような コミックタッチの展開だが 結構楽しく読めた。








「蜂に魅かれた容疑者  警視庁総務部動植物管理係」  大倉崇裕

これまで このシリーズは二作読んだが
どちらも 容疑者が飼育しているペットの管理をまかされ
それを元に犯人を突き止めていく~という展開なのだが
この作品では 蜂を武器にした犯罪が描かれていく。
他の作品のように 動物別の短編ではなく
一つの大きなストーリーとなっているので
読みがいがあった。

このシリーズに馴染んではきたが
まだマンネリ化を感じないので 楽しい。

蜂による被害者が あちこちで現れていく。
警視庁の重要人物・鬼頭管理官が狙撃される。

スズメバチではないが
我が家にも 時折蜂が巣を作って 退治することもあるので
蜂の被害は他人事には思えなかった。

所轄の田之倉巡査部長のキャラが
新鮮で楽しい。

早く次の作品が読みたいなあ。。。




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