「つばさものがたり」   雫井脩介

私はいわゆる難病の人の登場する作品は
あまり好んで読まない。
主人公が完治して めでたしめでたし~という展開は
ほとんどないので やはり辛いものがある。

でもこの作品は ノーチェックで読み始めたので
その点ちょっと失敗だったかもしれない。

主人公「小麦」は20代半ばのパティシエで
いずれ独立できればいいなあと思っていた。
だが小麦は数年前にガンを発症し
今も再発している状態で~
そんな中 家族には病気のことを伏せて
母や兄や義姉の力を借りて
自分の店を持つことができた。

兄の息子は「叶夢」には どうやら天使が見えるようで
その天使の卵「レイ」と話をしている。
最初はとまどっていた両親やその他の家族も
次第に そうなのかも~と思えるようになっていく。。。

小麦と同じような境遇(病気)の人が
身近にいるだけに こういうのは本当に辛くなるだけなので
途中でやめようと思ったのだけれど
叶夢と天使との交流を もう少し知りたい~などと思い
結局ラストまで見届けてしまった。
でも やはり こういうのは苦手。
いい小説だとは思うけれど。。。



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「途中の一歩」上下 雫井脩介

主人公は どうやら コミック作家の覚本らしい。
彼の作品を掲載している出版社の編集者 その同僚 飲み友達 仕事のアシさんなど
同じ程度の頻度で登場してくるので なかなか キーパーソンが見抜けなかった(笑)

ここの登場する 男性陣四名は 皆独身で
たぶん30代 皆それなりにちゃんと仕事をしているようなのに
何故か 彼女がいなくて
何度も 合コンをしているのだが…

スリルもサスペンスも 何もなく
緩いキャラの人たちが 和気藹々と付き合っている~
そういう ひねりのないストーリー展開なので
どうしようかなあ~とは思いつつも 下巻まで読んでしまった(笑)

ドラマにしたら 温かい 中高年も楽しめるものになるかもしれない。

まあ 恋愛小説に登場するような 刺激的な ロマンティックな恋愛よりも
こういう 紹介や 同じ職場などの 地味な出会いが
一番多いのかもしれないねえ。

この作品には いくつかのコミック作品が 丁寧に説明されているので
なんだか 私も 読んだような錯覚に陥りそうな~
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