「エスカルゴ兄弟」   津原泰水

エスカルゴに魅せられた兄弟の強い絆を描いた作品ではなくて~
螺旋に魅せられた写真家が 親の食堂をエスカルゴを提供する店へと
変身させようとして 編集者だったはずの柳楽尚登が なぜか
この店のシェフとなって奮闘することになる。という話。

エスカルゴの養殖についてや
讃岐うどんVS伊勢うどん
編集者とレストランを行ったり来たりする主人公尚登の
恋話も加わって たいつくさせない。

伊勢うどん好きの私には
あのうどんの良さが理解できて楽しかった。
エスカルゴは 好きではない(想像すると食べられない)
昔神戸にも 「エスカルゴ」という店があったので
ちょっと懐かしい気もする。(今でもあるのだろうか?)




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「ルピナス探偵団の憂愁」  津原泰水

「ルピナス探偵団の当惑」の続編。

「当惑」を読んだのは3年前なので
読んだということしか覚えていない。(笑)

前作では ミッション系の「ルピナス学園」に通う
少女二人と男子1人が 事件を解決していく~というストーリーだったが
彼らが 高校を卒業してからのことが描かれている。
最後の話だけは 卒業間際の事件が登場している。

第一話 百合の木陰
第二話 犬には歓迎されざる
第三話 初めての密室
第四話 慈悲の花園

メンバーの1人・美少女麻耶は 結婚するが病気で亡くなってしまう。

まだ次作があったときの為に
すこし書きとめておこう。

主人公     吾魚彩子(あうお さいこ) 作家になる夢を持っている。
クラスメイト  桐江泉、京野摩耶、祀島龍彦 

警察関係
吾魚 不二子   彩子の姉 巡査
庚午 宗一郎(こうご) 不二子の後輩  キャリア組で階級は警部補


「蘆屋家の崩壊」  津原泰水

タイトルは ポーの「アッシャー家の崩壊」をもじったもののようだが
本家の方は ゴシックホラーのようなので 未読である。

この作品も そうおぞましくはないが
やはり 不思議な感覚で満ちている。
結構楽しい部分もあり。

語り手は 30代で定職についてないぐうたらだそうだが
知人である 怪奇小説家の通称「伯爵」も 共に行動している。

反曲隧道
蘆屋家の崩壊
猫背の女
カルキノス
ケルベロス
埋葬虫
水牛群

内容の説明も詳細感想も 難しいので。。。記録のみ。

「ブラバン」  津原泰水

高校のブラバンの活動と
20年後の再開・再結成の様子が描かれている。

私も高校時代から そして今も マンドリンを弾いているが
自分のクラブ生活とは 全然違うので
理解できそうで う~ん やっぱり
ちょっとシンクロできない部分もあった。

彼らの演奏する曲も 全く知らないのもあったので
ちょっと残念だった。
頭の中に メロディが浮かんでくると
もっと楽しく読めたかもしれない。

でも同世代の人が読めば
楽しい青春ストーリーなのだろう。



「たまさか人形堂 それから」  津原泰水

「たまさか人形堂」は
祖父の店を引き継いだ澪がやっている。
人形の修復が主な仕事で
富永くんという若者と 中年の師村という有能な二人のスタッフがいる。

先日前作を読んで気にいったので
早速二作目も読むことにした。

リカちゃん人形にまつわる話
お市人形の髪の毛が伸びる話
ピロシキ~など
私の興味ある話題がたくさん登場してくる。

ただ 私はリカちゃん世代ではないので
同調はできないけれど・・・

>自分のこと
小学校にあった お市人形の髪の毛が伸びる~とうわさされていたので
(その頃流行った話題らしく 私は当時見た週刊誌の写真まで覚えている)
それ以来 今でも あの人形がこわい(笑)

金持ちのぼんぼんである 富永くんは 自由気ままに仕事しているが
芸術家肌だけに 落ち込むこともあり 強気のときは 誰よりも権力を持つ。。。

師村さんは この作品では 静に落ち着いている。

前作で 悪評と共に登場した 束前さんが
軟化 良い人になっていくようで~
これも楽しい。

次作が待ち遠しい。

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