「ひかりの魔女」  山本甲士

主人公の光一は 浪人生である。
両親と妹との家族に 新しく 80代のおばあちゃんが加わることになった。
まだまだ元気なおばあちゃんは 座席を譲ってもらったり 荷物を持ってもらうときだけは
弱弱しい姿に変身している。 昔書道の先生をしていたので その教え子たちが 今も慕ってくれている。
ちょっと要領が良すぎるのではないかと思うくらい。
まわりのトラブルも さりげなく解決してしまう そんなおばあちゃんである。





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「SE神谷翔のサイバー事件簿2」  七瀬 晶

初めて読む作家さん。
1974年生まれ 
現役SE(平成25年現在では)だそうで
私にはちょっと難しい専門用語や解説が出てくるが
ストーリー展開は楽しかった。

主人公。神谷翔は 元ハッカーでSEとして勤務しているが
一方で 警察のサイバー捜査に加わっている。
翔と職場の先輩理沙がTDRを舞台に 誘拐された少女を探し回る。
犯人から送られているヒントのメールに対応して
ディズニーランドを知り尽くした翔(作者も)ならではの
素早い行動が見物。

TDR誘拐事件
情報漏洩
占いサイトの秘密







「アンソロジー 隠す」  柴田よしき/大崎梢/近藤史恵 他 

好きな作家さんが たくさん参加されているアンソロジーだが
テーマが「隠す」だけに 暗い内容の作品が多かった。

理由      柴田よしき
自宅警備員の憂鬱   長嶋恵美
誰にも言えない      松尾由美
撫桜亭の奇譚       福田和代
骨になるまで        新津きよみ
アリババと四十の死体
まだ折れてない剣     光原百合
バースデイブーケをあなたに  大崎梢
甘い生活           近藤史恵
水彩画             松村比呂美
少年少女秘密基地      加納朋子
心残り              篠田真由美

どの作品にも 同じモノが登場してくるので
それも なんだか唐突な感じ~
違和感を覚えていたが あとがきで納得できた。
共通のあるものを登場させる仕掛けになっているようだ。
そう聞いてからでも やはり不自然な気がしてしまった。

どの作品も かなりビターテイストだったので
ほんわりした気分になれたのは 松尾由美「誰にも言えない」だけだったかも。。。






「150歳の依頼人」  E・J・コッパーマン

アメリカ人作家による コージーミステリー。

シングルマザーの アリソンは
ニュージャージーの海辺に ゲストハウスをオープンさせた。
売り物は 幽霊による降霊会だが
実は 本物の幽霊が住んでいるのだった。

元探偵の幽霊に頼まれて
昔の出来事を探ろうとしていたら
そのゲストハウスで殺人事件が起こってしまう。

アリソンは
幽霊達と共に 事件を解決していこうとする。
アリソンとその娘メリッサ 
アリソンの母親 友人の夫だけには
この幽霊達が見えるそうだ。

物語の進展が かなり遅いので
ちょっと退屈する部分もあったが
それなりに楽しく最後まで読み終えることができた。

幽霊に殺人が可能かどうか?
幽霊は物を動かせるのか?

こういう疑問は
タイムスリップの想定と同じように
わかったようで わからない(笑)






「ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密」  ポール・アダム

図書館で なにげなく手にした一冊だが
とても面白かった。

ヴァイオリン職人のジャンニは
高価な楽器の修理も引き受けている。
今回持ち込まれたのは パガニーニの愛器であった
「イル カノーネ 大砲」と呼ばれる名器であった。
新進のヴァイオリニストがコンサートで弾くことになっているのだが
不具合が生じたので 彼の下に持ち込まれたのだった。

この青年ヴァイオリニスト・エフゲニーの失踪事件と
美術ディーラーの殺人事件が起きる。
この殺人事件には パガニーニにまつわる小箱や黄金のヴァイオリンなども
関係していて。。。

ナポレオンの妹とパガニーニが夫婦だったらしい。
当時の音楽家は かなり奔放に生きたらしい(今でもそうかもしれないが)
過去の音楽家や歴史上の人物も登場して
楽しかった。


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