「ごめん」 原田マハ

「天国の蝿 」 どうしようもない父親

「ごめん 」    堂々と不倫する妻

「夏を喪くす」   緑内障の男と 乳ガンの女性

「最後の晩餐」  ニューヨーク 9.11 にまつわる話 

どれも ビターな作品ばかり。
どれも どろどろしていなくて あっけらかんと描かれているので
そう暗さは感じない。

でも 私は もう少し明るい作品が好き。






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「掟上今日子の退職願」  西尾維新

掟上今日子の「忘却探偵シリーズ」第5弾。

今日子さんの記憶は起きてから寝るまでしか持たない。
その時間内で 素早く事件を解決していく。
そして探偵業務での記録は一切残さない。
ゆえに
警察でも重宝されている存在である。
きっちり報酬は頂いているようだ。

自分が何者かも忘れるので
自分の存在と 引き受けた業務などは
サインペンで 自分の身体に書いておく。

今回収録されている四話は
全て 今日子さんと同世代の女性警部が4名登場してくる。

第一話  掟上今日子のバラバラ死体
第二話  掟上今日子の飛び降り死体
第三話  掟上今日子の絞殺死体
第四話  掟上今日子の水死体

第一話は 残虐な事件なので 飛ばしたかったが 一応読んだ。
どうしても その情景を想像してしまうので やはりこういう系は苦手。

現場を訪れるのは 探偵としては当たり前の行動だが
彼女は 被害者の亡くなった状態までも再現しようとして
池の中に沈んだり そのベッドに寝てみたり
野球場でフェンスに上ったり~などという不思議な行動を取る。

今日子さんは 
私に取って ものすごく魅力的な主人公というのでもないけれど
それでも 何故か気になってしまう存在である。
だから これからも このシリーズを読み続けていくだろう。





「掟上今日子の遺言書」  西尾維新

忘却探偵シリーズ 第四弾。
一作目に登場してきた  「隠館厄介 かくしだて やくすけ」が再び登場する。
でも 今日子探偵には 初めてと認識されてしまうのだ。
彼女の記憶はその日起きてから寝るまでだけ。
その間に素早く事件を解決していくので
警察もひそかに頼っているらしい。

今回は ビルの屋上から飛び降りてきた少女が
厄介に直撃して 大怪我をし おまけに マスコミには
あらぬ疑いまで書かれてしまう。
少女は意識不明の重態。

少女の遺書によれば ある漫画家の作品のせいだという。
作家は もちろん大ショックを受けている。
そこで 掟上今日子探偵の登場となる。。。

読んでしまってから なんだか 過去に読んだような気がしてきた。
この感想ブログには記録してないのだが。






「彼女に関する十二章」  中島京子

「婦人公論」に連載されていた作品。

伊藤整「女性に関する十二章」1954年が
テーマになっている。
50代主婦の日々の暮らしを描いているが
平凡な日常の中にも 様々な出会いや出来事があり
それをユーモラスに描いていて楽しい。

宇藤田聖子は知人の税理士事務所で働いているが
その関連で ホームレス支援のボランティア団体のお手伝いもするようになる。
学生一人暮らしの息子が突然同居人女性を連れて帰省してくる。
幼なじみの息子だという人に会う。
夫の弟はゲイだ。

とまあ 次から次へと 変化球が投げられてくる。

主人公の聖子も 作家の中島京子さんも 私より一回りほど年下だが
私としては 通り過ぎてきた50代なので
当時の自分を振り返りながら 楽しく読むことができた。





「ラブ・リプレイ」 喜多喜久

東大農学部院生の奈海は
バレンタインの日の朝 想い人の死に直面する。
そこに突如現れる「死神」

10回まで 過去にさかのぼって同じ時間を過ごすことができるという。
さて 最後に選んだ運命とは?

こんなことあり得ないとは思いながらも
さて 自分ならどの運命を選ぶのだろうか?などと
考えたりもした。
読んで楽しかったのかどうかは疑問の残る
変わった設定の作品だった。
こういうストーリー展開の作品は
これまでも読んだことがあるが
10回もトライできるのは初めてだった。





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